どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
ALISで記事を書いている人の中には、「成功したい!!」「有名になりたい!!」と強く思っている人が少なからずいるかと思います。
一般的に、成功するためには「何がなんでも頑張り通さなければならない」「力のかぎりを尽くすべき」「一番を目指せ」などといわれています。
しかし、これは「大きな間違い」だと、スタンフォード大学の〈思いやりと利他主義の研究教育センター〉サイエンス・ディレクターで、『自分を大事にする人がうまくいく』の著者、エマ・セッパラは言います。
一般に支持されている、こうしたやり方で成功をおさめても、慢性的にストレスを感じ、心身の健康を損なうことが多いからだそうです。
そしてエマ・セッパラは、成功と心身の健康を同時に手に入れるには、従来とは真逆の、 次の6つの方法を用いる必要があると指摘します。
《成功と心身の健康を同時に手に入れる「6つの方法」》
①今この瞬間に生きる(もしくは働く)
②レジリエンス(回復力)を鍛える
③エネルギーをコントロールする
④何もしない時間を持つ
⑤自分にやさしくする
⑥他人に思いやりの心を見せる
今日は、6つの方法の中から、「①今この瞬間に生きる(もしくは働く)」を紹介します。
①今この瞬間に生きる(もしくは働く)
次に何をすべきか考えてばかりいないで、今この瞬間にしている仕事や会話に注意を集中させる。そうすれば、生産性が増す。
—— 『自分を大事にする人がうまくいく』
一般的に、同時に複数の作業をこなそうとすると、とりかかっている作業に深く関わることができません。例えば、車を運転しながら誰かの話に耳を傾けていると、運転に集中すべき脳の活動が37%減ります。つまり、同時に複数の作業をこなすことで、多くのことをこなせても、そのできはよくないということです。
また、同時に複数の作業をこなしたり、次にやらなければならないことで頭が一杯だったりすると、心身の状態にも影響が出てきます。
PCでALISの記事を書いている時、スマホでメッセージのやりとりをしたり、テレビを見たりしている人はいないでしょうか? こうしたマルチタスクを行っていると、やがて不安や憂鬱な気分が大きくなることがわかっています。
対照的に、今自分のしていることに没頭すれば、その行動をより存分に楽しむことができます。さらに、目の前のことだけに専心すれば、それに集中でき、極めて生産的になれます。
大切な仕事、やりたいことがある時には、今目の前で起こっていることに注意を向けてみてください。それが、大きな成功へとつながっていくはずです。
残りの5つについては、また後日ご紹介します。ではまたー。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。
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