先日、Bancolプロトコルの勉強会に参加してきました。
Bancol プロトコル
要約:Bancolプロトコルには、スマートコントラクト上のトークンのための、価格発見と流動性を担保するメカニズムが備わっている。スマートトークンはひとつ以上のトークンを準備残高として保有し、その準備トークンと交換することで、誰もが即座にスマートトークンを購入したり、精算したりすることができる。そしてそれは、スマートコントラクトを直感的に通じて行われ、継続的に計出される価格において取引される。その計算は、売買をバランスする公式に基づいて行われる。
Bancolプロトコルとは、トークンの流動性を担保するためのもので…それを計算式や準備金をもとに実装していくものになります。
トークンの流動性とは、売りたい時に売れる。トークンの売り買いスムーズに行えるということです。為替取引のように売り買いが活溌だと流動性が高く、逆に小型株のように売り買いが活溌でないものを流動性が低いといいます。
小さな経済圏でのトークンでは、どうしても流動性が低くなってしまいます。トークンの流動性リスクはついてまわるんですね。
昨年スタートしたVALUというサービスでも、現在は流動性の問題で売りたくても売れないといった状態になっています。個人個人のトークンが発行されているようなイメージなので流動性の問題が出てくるのです。今後はサービスの内容や流動性の問題が解決されればもっと盛り上がると思っています。
このような、流動性の問題を解決しようとしているのがBancolプロトコルです。
今後は、Bancolも含めてトークンの流動性リスクを解決するような取り組みが出てきて流動性リスクも緩和されていくものだと考えています。現在思いつかないようなイノベーティブな技術などもテクノロジーの進化で実装されていくのでしょう。
我々は、そのテクノロジーをどう使うのか?という選択肢が今後は求められていくのではないのでしょうか。