仮想通貨の赤ちゃん(@cryptojinsei)です。
月に1万円程度のお小遣いで草コインを買ったり、AirDropを漁ったりしています。
会社から1ヶ月遅れで賞与という名の小銭が払い出されたよ。職を転じて福と為そうね。
仮想通貨業界でまっとうに商売を行っている人とお話をさせて頂くにあたって、自ら乳児であると名乗る成人男性というSCAM臭を払拭するには「同じようなレイヤーの話題に乗れる」ことが大事だと思っています。
ですが、普通に真面目な話をして普通に楽しく帰宅するのは、普通の成人男性のやること。
赤ちゃんには、前世の業という強烈なライブラリがあります。
たとえば、ドブ川の底からすくい取ってきたようなSCAMトークンの話題や、特に民度の低い仮想通貨関係のエピソードは、マトモな層にまで届いていないことが多く、その事例単体のイカレ具合も手伝って、わりと刺さり目の話題であるように感じています。
今日はそんなSCAMの糞の一部を紹介です。
最近、役目を終えた国産通貨コミュの爆散が相次いでいます。
ひととおりエアドロを撒き顧客獲得の努力をした弱小国産トークンで、「あ、これ1sat上場しても思ったほど売れなそうだな」というSCAM嗅覚に長けた運営メンバーがいるトークンは、何か適当な理由をつけてだいたい上場前に運営ごと解散します。
まあ、百歩譲って上場前ならまだ良いですが、上場している通貨にそれをやられてしまうと、「えげつねェ……」となりますよね。
そんな『エアドロ人集め→糞取引所上場→運営解散』の黄金サイクルを回したのが、F0MEコインです。
Proof of Communityという思想を採用し、discordコミュニティ内での発言量やSNSタスク消化量に応じてAirDropを実施する――という触れ込みだったF0MEコイン。
通貨の要点を箇条書きにすると、
◯全16回のAirDropで総発行量の4割を放出(1300万枚/3500万枚)
◯PoS比率60%という異形レートを採用
◯当時勢いのあったneetcoinと提携し、JAPイナゴを大量に獲得
◯Stocks.Exchangeに上場し300sat程度の値をつける
◯discordレベリング(≒わっしょい方式)を日本人に認知させた悪しき銘柄
という、今考えると日本の低リテラシー層が好きそうな要素をふんだんに盛り込んだマシマシ全部のせ通貨であるとわかりますね。
個人的な見解ですが、このコミュニティによってわっしょい労働制が広く認知され、山崎パンもびっくりのインターネット単純労働者が大量に生まれることとなってしまったと思っているので、日本における悪いターニングポイントとなった通貨です。
結局のところ個人運営の通貨であったF0MEは、エアドロ配布遅延や分配量に意義を唱え続ける声のデカい乞食の誹謗中傷に押し潰され、結果的に開発者逃亡というSCAMルートを辿ってしまいます。
最期は一部の人間によりあらゆるチャンネルにハメ撮り画像が掲載され続けるも、adminもHelperも不在のため誰もそれを削除できない地獄のコミュニティと化しました。
皆さま、Hansha-token(ハンシャトークン)をご存知でしょうか??
まだの人は下記のサイトをチェックだ!!
外国人がGoogle翻訳で叩き出した校閲なしの日本語って、マトモな銘柄のMeetupでも結構見かけるんですが、それでもHANSHAトークンというのは本当にヤバい文字列だなと感じずにはいられません。
しょぼいLP、ICOなのにWPなし、バリバリの著作権侵害、とても清々しいSCAMですね!!
何が一番すごいかというと、これくらい目に見えたヤバさのスカスカICOであってもちょこちょこETHが入金されているということ。
海外ではマトモなLPなのか、単にイカれた日本人が多いだけなのか気になるところですね。
なお、この反社トークン、現在AirDropを実施中です。
エアドロップに申し込んでおくと、登録メール宛に後日MEWの秘密鍵を抜くフィッシングサイトのリンクが届くかもしれないので、本当にリテラシーのある方のみ参加しましょう。いいですね。
SCAMトークンの大半は、圧倒的にERC-20ベースであることが多いです。
(Wavesトークンは存在自体がSCAMなので、ここでは考慮しないものとします)
大量のETHベースのSCAM通貨と、どう向き合っていけばいいのか?
その解答のひとつが、Ethereum Scam Databaseというサイトです。
ぼくたちの戦いはこれからだ!
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-記事を書いた赤ちゃん-
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