こんにちは、地球放浪20年目のクリプトラベラーです。
皆さんは暗号通貨投資を楽しんでますか?
確信を持って投資してるんなら、いつかは価値が上がるものとみて落ち着いているかもしれませんが、人によってはいつまた暴落が来るのだろうか? 本当に値段は上がっていくのか? と不安になっているかも知れません。
今回ビットコイン価格の一番最初の記録から現在までの超長期チャートの価格分析をしたら、どんなものが出て来るかなと思い調べてみたら、かなり面白い結果が出てきたので、ここにシェアします。
不安になっている人もこの記事を読めば安心するかもしれません。
そもそも最初に苦労したのが、最初期のビットコインのチャートそのものを探すことだったんだけど、Tradingview.comでBLXと入力すると、ビットコインの超長期チャートが出てきました。
出てきたのはこんなチャート。
2017年末の価格が高すぎて過去のチャートがほとんど分からなくなっています。
ここで大事なのが、ログスケールというモードに切り替えること。
ログスケールというのは通常モードのように均等な価格幅で表示するのではなく、価格変動の割合に応じた幅で表示する方法。
ビットコインみたいに何百倍にもなっているようなチャートの場合はこっちの方が圧倒的に見やすい。
こんな感じ。
一般的にはこのチャートに直線を書き足したりして分析するんだけど、どうやらこのチャートはまっすぐな直線よりも曲線の方が相性が良さそう。
高値どうしと安値どうしを曲線で結んだのがこちら。
なんか、見事にはまっているように見えませんか?
このチャートには記録されていないんだけど、一番古いビットコイン価格の記録は2010年3月17日で$0.003。
左下の矢印がそれです。
そのあとの価格の経緯は分からないけど、2010年7月19日の高値が$0.09なので4ヶ月で三十倍の暴騰が起こっていたことがわかります。
そのあと2010年10月7日まで3ヶ月かけて$0.01まで90%の下落を記録します。
さすがビットコイン様、しょっぱなから暴れてます!
でも、ビットコイン様の暴れ具合はこんなものではない。
次の上昇は2011年6月8日までの8ヶ月間でなんと$0.01から31.9ドルまで約3190倍の上昇を記録します。
もう、訳がわかりません。
そこからさらに11月17日まで5ヶ月かけて$2.01まで94%の大暴落を記録します。
これを見ると2018年の下げ相場なんて大したことないなって思いますね。
そして、$2の安値から丸2年かけて2013年11月29日に$1177まで589倍の上昇を記録します。
ここで注目して欲しいのが、高値と安値の時間のサイクルが時が経つとともに長くなっていき、安値から高値への上昇率も緩やかになっていっているということ。
次の下落サイクルは2015年1月14日までの14ヶ月の間に起こり、$1177から$163まで86%の大暴落を記録します。
ここまで来ると、86%でもちょっとマシになったかなって思えるのが怖いところ。
そして、2015年1月に$163まで下がった価格が35ヶ月かけて2017年の12月17日に$19764まで121倍の上昇を見せます。
ここまでが現時点で確実にわかっている安値と高値の情報。
現時点では2018年12月の$3148が直近安値で、ここが今回の下落の底だという意見が多数ですが、もちろんそんなものは誰にもわかりません。
今回の分析によると$2700くらいまで下がる可能性もまだまだ十分にありそうです。
だけど、このチャートと曲線を見る限り、大体$3000あたりが底周辺と見る方がしっくりきます。
ここを底として考えた場合、2018年12月15日までの12ヶ月で84%の下落になります。
そして、問題はここが底だとしたら、チャート的には次にどれぐらいの期間にいくらくらいまで上がる可能性があるのかということ。
ここで一旦過去の全体的な情報を整理しながら色々と考察してみましょう。
2010年、最初の上昇は4ヶ月で30倍の上昇。
最初の下落は3ヶ月で90%の下落。
2011年、次の上昇は8ヶ月で3190倍の上昇。
前回の高値から今回の高値まで11ヶ月あり、354倍の上昇。
次の下落は5ヶ月で94%の下落。
2013年、次の上昇は24ヶ月で589倍の上昇。
前回の高値から今回の高値まで29ヶ月あり、37倍の上昇。
次の下落は14ヶ月で86%の下落。
2017年、次の上昇は23ヶ月かけて121倍の上昇。
前回の高値から今回の高値まで49ヶ月あり、17倍の上昇。
次の下落は12ヶ月で84%の下落。(さらに下がる可能性もある)
安値から高値を結んだ上昇率の移行は最初の暴騰の30倍から次の暴騰の3190倍への移行で106倍。
その次が3190倍から589倍への移行で5.4分の1。
その次が589倍から121倍への移行で4.86分の1と経緯しています。
ここで面白い数字が出てきました。
5.4を4.86で割ると1.1111111になります。
なぜこんな綺麗な数字が出てくるのか???
四捨五入をしているし、誤差もあるので、この数字が出てきたのはたまたまだと思うけど、不思議な感覚になります。
1.11111は逆にいうと上昇率が1割下がったということです。
この計算を次の上昇率に当てはめると、次の上昇は121倍を4.374で割った27.66倍の上昇率と予想できます。
今回の最安値の3148ドルの27.66倍は87073ドルとなります。
ちなみにこの数字は安値から高値への上昇率をもとに計算した方法。
次に高値から高値への価格上昇率を考察してみましょう。
それぞれ順番に354倍、37倍、17倍となっています。
それぞれの倍率は9.58分の1、2.18分の1になってます。
9.58分の1から2.18分へは4.4分の1。
17倍の4.4分の1は3.86倍。
2017年の高値$19764の3.86倍は$76289。
安値から高値への考察の87073ドルと比較的近い数字が出てきました。
80000ドル周辺が利確時かもしれません。
最初の安値を2010年3月17日として数えると、次の高値の2010年7月19日まで125日。
その次が245日、その次が744日、最後が1068日になります。
そして、それぞれの期間の変化率を計算します。
最初が1.96倍、その次が3倍、最後が1.44倍になります。
これに関しては法則性のようなものがわからないのでなんとも言えませんが、無理やり最後の二回のデータを使って計算してみます。
3倍から1.44倍への移行は0.48倍。
1068日の0.48倍は512日。
2019年12月15日の512日後は、2020年5月9日です。
次に高値から高値の期間を考察してみましょう。
324日、906日、1479日と推移しています。
324日から906日へ約2.8倍。
906日から1479日へ約1.6倍。
2.8倍から1.6倍へは0.57倍の期間拡大率。
なので前回の高値から次回の高値への期間は前回の期間の0.57倍と予測することが出来ます。
つまり、前回1.6倍だったので次回の拡大率は0.57をかけて0.91になります。
前々回の高値から前回の高値の期間1479日を0.91倍すると1352日。
仮に次の高値までの期間が計算通りにいったとすると、次の高値は2017年12月17日から1352日後の2021年8月29日になります。
この写真を見てください。
ログスケールに書いた上値抵抗線の曲線と8月30日の垂直線、そしてフィボナッチエクスパンションの4.23のラインが見事に交差しています。
無茶を承知であえて断言します。
ビットコインの価格は2021年8月29日に87073ドルまで上昇してそこから約85%下落する。
ビットコインの超長期チャートをログスケールで見るとある程度の法則性が見えてくる。
ログスケールで見る限り、歴史は何度も繰り返していて、今のビットコインの価格帯は底値に近いように見える。
その法則に従って次の高値予想をすると76000ドルから87000ドル前後かも。。。
その法則に従って次の高値の時期を予想すると2020年の中頃から2021年の中頃かも。。。
あなたのビットコイン投資のお役に立てれば幸いです。
ただし、投資は自己責任で。