少数派の共感を得て市場を作る。イメージを独占
小規模だがグローバルで成功し、収益率の高いイノベーティブな会社が増える方が日本にとって良い。
21世紀に急成長している企業は顧客の要望で動いていない。独善的な社会運動をビジネス化している。
多くの企業は独自のソーシャルアジェンダを出せていない。SDGsは全て後乗りであり、既存のイメージリーダーの価値を高めるだけ。18番目の目標を提示せよ。
成功する企業は敵の設定が上手。敵が同じだと結束が強くなる。ギャップが大きいほど良い。期待が企業価値になる。
起業家はワガママでハチャメチャなほど活躍する。
こうした企業を投資する側が目利きするのは難しい(airbnbは250回、googleは350回VCに断られた)。エンゲージメントの高さ、パッションの高さが基準になる。
Paypal創業者ピーター・ティールの質問「みんなは認めていないが自分にとって重要なソーシャルアジェンダは何か」
国の権力較差指標(反抗的か)と一人当たりGDPやイノベーションランキング、競争力ランキングには相関がある。反抗的な国ほどイノベーションが起こる。
アジェンダは難しいほど良い。
ニュースバリューが出てメディアに取り上げられる。
困難な課題が好きな優秀な人が集まる。
敵をレバレッジする:悪評がむしろ名を上げる
同志を集める:優秀な人ではなく価値観・アジェンダへの共感を重視して採用する。価値観が一致しなければ必ず禍根を残す。何にムカついているか聞くと良い。
日本は実装能力はあるのでアジェンダの設定ができて人を集めることができれば面白い。
非常に面白かったので書籍を購入して深く理解する予定。
動画内でも触れられていた「zero to one」の理解度が上がった感触がある。ムカついたことは水に流さず、メモしておくことから始めたい。
昨今はイノベーションという言葉が、まるで何でも解決する魔法のように使われるので、なんだっけというところを確認しようと調べていた時に見つけた動画。ユーモアとパッションに溢れ、面白い講演だった。