先日記事を書いてから多く反応とALISトークンをいただき、ツイッターの方でもクリプトリーパー・トークン殺しなど数々の異名を持つ某氏にも反応して頂いたりと感謝しております。
Discordの方でも共有されジミーさんが意見を述べられていたことを教えて頂いたので、せっかくなので紹介とそれに対する考えを書いておきたいと思います。
まずはジミーさんに共有されていたさらさんの発言です。
ジミーさん、888さんと名乗る方のALIS記事は読まれましたか??
私としては、こすもすさん以上に今のALISの状態を危惧している、そんな焦りや失望にも似た感覚を覚えました
それこそ、ICOや初期の頃からALISを応援していた人達にとっては、わりとマトを得ている記事の内容だったように思います
私もALISを応援している1人として、正直悔しさに似た感情覚えました
ジミーさんの率直な意見聞きたいです
はじめにさらさんの発言に関していくつか
>私としては、こすもすさん以上に今のALISの状態を危惧している、そんな焦りや失望にも似た感覚を覚えました
この部分に関して言うとこすもすさんが具体的にどのような発言をされたか存じ上げないのでなんとも言えないところもありますが、私自身は焦りも失望も全く感じていません。
当時はもっとうまくやれると思っていたのになあという失望もあったとは思いますが、私はICO組ではないですし、2018年リリースから数ヶ月で全てのトークンを買値とトントンで売却し、ALISというプラットフォームを離れたため特に今さらどうなって欲しいという思いもさほどありません。
(今回は気まぐれで振り返りを書きました)
むしろICO~リリースの数ヶ月しか利用していなかったので、そんな私が語るというのは長く利用されてきた皆さんからすると部外者感があるかもしれません。
(同意してもらえる部分もあるとは思いますが)
続いてジミーさんの発言です。
大前提ですが、ALISが終わっていないのにALISが失敗したとは言えないと思います。自分なりの期待を持って、888さんがALISに投資していただきました。しかし、その期待が888さんが望んでいた期間で答えられていないからALISが失敗したと彼が考えており、まだALISに期待をしている方になぜ期待しちゃいけないかを話している風に僕が捉えています。そのために888さんがいくつかの論点を出しています:
1. 技術力がない
2. リクルート出身だから
3. ALISの使い勝手が好きじゃない
4. 信頼の可視化をやはり実現できなさそう
5. トークン価格が期待していた価格になっていない
だと思います。
1と2についてですが、触れる必要ないとさせていただきます。3,4,5については、人が期待していた期間中に期待(もちろん、我々自信の期待も含めて)に答えられなかったのは非常に残念に思っています。しかし、創業時と変わりのない姿勢でALISを成功させるためにできれだけのことをやって毎日続けています。今、頻繁に機能などを新しく開発できない状態になっていますが、決して我々が望んでいた・望んでいる状態ではないです。しかし、成功のためにこれをやるしかないです。
変な例えかもしれませんが、手元に何もなくジャングルにいたら、じっとして家に瞬間移動されるまで待つって誰もいいアイデアだと思っていないでしょう。
我々はそうしたければALISの現状を変えられる、実はしたければ機能を開発できる、↑の例えでいうと助けを呼べる携帯を実は持っている…という風に間違えされているのではないかとも思います。しかし、そうではありません。状況を変えるために今やっていることをやるしかないです。その中「遅いぞ」、「もう諦めたら?」とかに対して何って言って欲しいの?って感じですね。
というのは僕の意見です
技術力とリクルート出身というのは私の主観なのでスルーしてもらって良いと思います。
しかし次の前提に関しては、それを言っちゃあお終いよとも思います。
大前提ですが、ALISが終わっていないのにALISが失敗したとは言えないと思います。自分なりの期待を持って、888さんがALISに投資していただきました。しかし、その期待が888さんが望んでいた期間で答えられていないからALISが失敗したと彼が考えており、まだALISに期待をしている方になぜ期待しちゃいけないかを話している風に僕が捉えています。
まず「望んでいた期間で答えられてないから」というのはその通りです。
しかしリリースから考えても2年半は劇的に変化するインターネット・クリプトの世界において短いとは言えないと思います。
この2年半の間にも社会的に話題になる様々なインターネットサービスやプラットフォームが生まれてきたとは思いませんか?
私は約4億円もの大金を集めておきながら2年半経っても価値のあるプラットフォームを作れていないという事実を見て失敗だと言っているのです。
仮にトークン価格が今より下がって無価値になっていて、高品質のプラットフォームが盛り上がっているのであれば一定成功と言えるでしょう。
これまでの時間を「まだまだ短い」と判断するかあるいは「もうこれだけ経った」と判断するかは各利用者の主観だとは思いますが、プラットフォーム利用者数の推移を見るに「もうこんなに経った」と考える人が多数だったのであり、だからこそ嘆いている人が多いのではないでしょうか。
私はALISメディアのβテストの数ヶ月で判断してそれは結果的に正しかったという事実です。これは当時、使い勝手の悪さや開発の遅さを見て「あ、このプロジェクトはダメになるな」と判断して売却してプラットフォームを離れていたので、現状は予想通りの結果でした。
もちろんそれに対して「いや我々は5年10年先を見据えて動いているのだから、そんな短期間で期待されても困る」と主張するのは経営・運営としてはアリだと思いますが、出資者を含む多数のユーザーがそれに同意して10年先も待ってくれるかは別に考えるべきだと思います。
それと今いる方が期待するのはもちろん自由だと思います。しかし逆にこの現状を総合的に考えて期待できないと考え発言するのも自由です。そして私はその方が合理的じゃないですか?という意見です。もちろんそれに対する反論もまた自由です。
まとめると
「失敗と考えるのは望んでいた期間が短かったからだ」と言われたらそれまでだけど
私は「約4億円もの大金を集めておいてリリースから2年半経ってその結果がこれでは失敗」と考えており
「まだALISに期待をしている方になぜ期待しちゃいけないかを話している風に僕が捉えています」というのは
「期待しちゃいけないとは言ってないが、これまでのICOからの期間の動きを見て述べた意見」というのが私の考えです。
事実、大なり小なり期待して記事を投稿している人は多くいますし私はその人達の活動を否定しません。トークンとか可視化とかそういった事柄を抜きにすれば多くの人の目につく素晴らしい場所だとも思います(理想を体現できてるとは思いませんが)
それと
3. ALISの使い勝手が好きじゃない
という表現には違和感を覚えました。
使い勝手が「好きじゃない」というのは好みの問題を指した言葉です。
ですがALISの使い勝手はハッキリ言って悪いです。バグ・不親切な設計が多く存在し、これは多くの人が感じているところなのは明らかです。
(データがないのでそれは主観に過ぎないといえばそれまでですが…)
例えば私は先日書いた記事に頂いたコメントに返信しようとしたころ、なぜか文字が消える、文字を挿入してもそこから先が順次消えてくという現象が発生しました。
もしやと思い文字数カウントをしたところ400文字ピッタリで消えたので「ああ400文字が限界で挿入でなく上書きで消されるのか」と気づきました。
文字数制限をするのであれば0/400といった表記でカウントを横に表示すべきでしょう。
「今の仕様を好きじゃないっていう人もまあ好みだから一定数存在しますよね」
という返しは現状に即していないと思います。
ALISメディアの現状の使い勝手は「悪い」です。それに対して「やろうと思えば出来るけどやらない」と返すのではなく、現状の使い勝手が大いに悪いということは一旦認めるべきでしょう。
しかし、創業時と変わりのない姿勢でALISを成功させるためにできれだけのことをやって毎日続けています。今、頻繁に機能などを新しく開発できない状態になっていますが、決して我々が望んでいた・望んでいる状態ではないです。しかし、成功のためにこれをやるしかないです。
これについては「創業時と変わりのない姿勢/成功のためにこれをやるしかない=具体的には?」と中身が全く分からないというのが一番大きいと思われます。
「to B向けにやってて多くの企業に興味を持ってもらって順調に進んでます」
「変化が激しいこの世界で生き残るために頑張っている」
「具体的には言えないが金融庁じゃ取引所とは関係性を築けている」
と言われてもスーンスーンETF!FUDに負けるなドンisGODと言っている緑色のアレと表層は大して変わらないと思います。
具体的にどういった取り組みをしていて、事例としてどういった案件に取り組めて、順調とは具体的にどういった目標に対する進捗状況であって、それゆえにどれだけの見通しが立っているのか、という説明をすれば同意を得やすいのではないでしょうか。あるいは財務状況を公開すれば順調の具合も分かるのではないでしょうか。
(ここに書いてあることって全部がそんなに難しいことですかね?何一つ公開されていないのでむしろ秘密主義の企業に感じます)
前回のコメント欄にも書かれていましたが、かつて安CEOは次のようなことをおっしゃっています。
−ALISは透明性のあるコミュニティ設計をしているところに特徴があると思います。なせそのような設計にしたのですか?
自分が従業員として会社で働いていた頃、会社の不透明な部分が多くてイライラする経験がありました。加えて当時、ICOプロジェクトには情報を公開していないものや、進捗が見えないものが非常に多かったのです。本来はプロジェクトにおける様々な議論なども、悪いことさえしていなければ、すべてオープンにしてもリスクはないと考えていました。
そこでALISチームとして、とにかくすべてを透明化することにしたのです。
また海外の様々なプロジェクトを研究して、ICOプロジェクトにおいてはコミュニティの数と質が、将来の優劣を決めると分かっていました。ALISのメンバーも、大切にすべきはコミュニティであるというのが共通認識でした。
当時僕たちは、みんながコミュニティに参加したくなるプロジェクトはどんなものだろうとずっと考えていました。仮想通貨プロジェクトをたくさん見ている中で、「自分たちならこうする」という仮説検証をし続けてきました。
そしてまずは透明化し、プロジェクト裏側ものすべてを見てもらうことが、コミュニティへの魅力に繋がると考えました。そしてオフライン、オンラインの両方で、基本的に情報を徹底して公開することと、メンバーが自らコミュニケーション頻度を高くすること、その2つを重視してコミュニティを設計しました。
そうしたら、国内海外問わずに多くの方々に「こういうプロジェクト待っていたのだよ」と、どんどんと参加いただけるようになりました。
『明かせないこともあり、多くの批判は覚悟しているがALIS存続のためにそれでも我々は取り組み続けることが最善』
というような考えはこの発言と真逆に思えます。
(『』内はあくまで私の考える代弁です。ひょっとしたらALIS運営は今は「いざ進めてみたらやっぱ1から10まで情報公開は無理」という結果だったのかもしれません)
今、頻繁に機能などを新しく開発できない状態になっていますが、決して我々が望んでいた・望んでいる状態ではないです。しかし、成功のためにこれをやるしかないです。
これは「ALISメディアを成功させるためにto Bをやるしかない!」と解釈します。
しかし前提として私は特にALISメディアを推進すべきだとは考えていません。
むしろALISメディアの開発は見限ってto B向けに舵を切るべきだと考えているためです。なぜならALISメディアはマネタイズがどう考えても難しいからです。
それに既存のメディアを追い抜いた上に信頼を可視化するメディアなんてどう考えても無理です。
それよりもto Bで着実にプロダクトを開発していったほうが良いでしょう。
そこにトークンをうまくくっつけてナントカカントカすれば取引所で売買は出来なくなってもよくあるdポイントみたいに使うとか現実的だと思います。
その方が全員ハッピーになれると感じています。
これだけたくさん書いておいて何ですが、私はホルダーでも無いですし投資者でもないので、繰り返しですが特にALISにどうして欲しいとか強く否定的とかそういう気持ちは一切ありません。
「こうだったよなー」と振り返り「こうしたらいいんじゃない?」という意見ベースで書いているに過ぎません。
私は純粋に議論や文章投稿を楽しんで書いています。それは今のALISのいい面でもあります。
※ユーザーの皆さんにたくさん頂いたトークンは素直に嬉しく思います、ありがとうございます
私は信頼を可視化する、仮想通貨に関する情報流通を変えるというALISメディアの実現を最後まで諦めないのは茨の道であり、法人ALISやホルダーのことを考えると全体の幸せとしてto Bへ完全に方向転換したほうがいいんじゃないのかな?と思いますが「2年半が短期間」「最後まで諦めない」というのであれば今後を楽しみにしております。
またジミーさんは開発者の代わりにあのDiscordで対話を続けていて素直にすごいですし尊敬致します。私だったらあのDiscordから逃げ出したと思います。
なおこの記事に関して反論や文句は全てクリプトリーパーの某氏にお願い致します。
彼は恐らくALISにおいて多額の損失を出していますし、長らく期待し裏切られ続けてきた男です。私よりよほど運営に対して言いたいこともたくさんあると思われます。
運営は一度『ALIS運営 x クリプトリーパー 朝まで生討論』をやってはいかがでしょうか。
そうした場を通じて議論をすれば何か変わるかもしれません。
運営のみなさーん!ここに悪口言ってるヤツがいますよー!