ダラムサラは街を歩いているだけで心落ち着く場所です。
街の至る所でチベットを象徴する5色の旗がなびいています。
5つの色は五大元素を象徴しています。
白は空(根源の空間)、緑は風、赤は炎、青は水、黄色は大地を象徴します。
チベット仏教では万物は空、風、炎、水、地の5つの要素で構成されていると考えます。
これはマニ車と呼ばれる経典が入った物です。
これを一回回すと御経を読むのと同じ功徳があると考えられています。
寺院などでは4方にマニ車が置かれていることが多くてチベットの人たちはみんな時計回りにお寺の周りを歩きながらマニ車を回していきます。
同じようにダライ・ラマ公邸の敷地の周りを地元の人が時計回りに歩いて巡礼する姿も見られます。
街中には動物もあふれていて、平安な雰囲気を演出しています。
お坊さんたちの日常も自然と町並みに溶け込んでいます。
祈りが形として現れた仏像、仏画もあふれています。
そんな街にあるカフェもやっぱりピースフル。
このカフェからは壮大な景色が見渡せます。
宗教と自然が融合したダラムサラ。
特に特別な観光名所があるわけでもないですが、知らず知らずのうちに人々が集まってくる魅力があります。
最後はヒマラヤの絶景を見ながらプロペラ機でダラムサラを後にしました。
いつかまたおとづれてみたい場所です。
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