月に向かっていくランタンの光

今チェンマイにいます。

出発する日の朝札幌は初雪が降っていました。

今月に入りなぜか自分の内側の感情が大きく揺り動かされる出来事が多くありました。

そんなタイミングでチェンマイに来るのは不思議なタイミングを感じます。

この時期チェンマイではロイクラトンというお祭りがあります。

以前の記事でも紹介したのですが、みんなで一斉にランタンを夜空に打ち上げて、様々な願い事をするとても美しいお祭り。

このお祭りでは、タイの人たちはバナナの木なんかを使って小さなイカダ型の灯篭を作ります。

みんな花などで美しく仕上げて作っています。

ろうそくと線香を立てて、自分の髪の毛なんかを入れて灯篭を川に流します。

自分の髪の毛を入れることで、様々な悪いものを水に流して清められてリセットするような意味合いがあります。

今年自分が作ったのはこんな感じ。今年も鳥をイメージしたのですが、明らかに去年よりしょぼい出来になってしまいました😭

しょぼい出来ばいにも関わらず愛着が湧いてしまいました。別れを惜しみながら川に流してお別れです。

翌日11月11日の満月の夜は、一斉にランタンを空に打ち上げるイベントがありました。

会場の中心には仏像を中心にたくさんのお坊さんが集まっています。

ろうそくを持った民族衣装を着た女性や僧侶たちの行進がありました。

このあと一斉にランタンを空に打ち上げます。

動画も撮りました。

打ち上げられたランタンは月の方に向かって次々と上昇していきます。

やがて天の川のような光景になりました。

動画です

３回ほどカウントダウンをしながら一斉に打ち上げました。

最後は花火も加わって、とても壮大な風景になりました。

とても美しいお祭り。

なんとなく沈んでいた気分も、この景色を見て少し上向いていくようでした。

今月の22日まではチェンマイの滞在。

今回も結構大変そうですが気持ちを切り替えて頑張らないと☺️