ザンスカール滞在中ザンラという村に行きました。
ザンスカールの風景はどこに行ってもこんな感じ。
この村はかつて王家があった村だそうです。
現在でも王族の末裔が普通に村に生活をしているのだそうです。
村にはかつての王宮が残っているので行ってみました。
丘の上にあるのが旧王宮。
多少の丘登りだと思って油断しましたが、やはり標高が高いので息が切れます。
ザンスカールでよくみられる泥でできた仏塔。
かなりの急勾配の斜面を登ります。
15分ほど登ると王宮が見えてきました。
内部は無人で殺風景な部屋がいくつかあっただけ。
古い壁画がありました。
石碑
王宮から見下ろすとザンスカールの谷の絶景
王宮から見てザンラ村の反対側の丘には尼寺がありました
ザンスカールでは男性だけではなく、多くの女性も出家して尼さんになります。
院内の学校に登校する子供たちと、この僧院のボス。
ババ様といった雰囲気がある人でした。
本堂では尼さんたちが集まってお茶を飲んでいました。
ここでバター茶とツァンパ(大麦の粉)をご馳走になりました。
なんだか色々質問攻めにあいました。
その質問のひとつ、”あなたはなんでここにいるの?”
自分でも考え込んでしまいました😅
この後、先ほどすれ違った子供たちが通っている学校へ行きました。
みんな整列して経文か何かを斉唱しています。
珍しい訪問者がやってきて、とても張り切って声を出す子がいたり、恥ずかしくて顔を隠してしまう子もいたり、とっても愛らしい素朴な学校でした。
その後ストンデという村のお寺に行きました。
紅葉した木々の中にひっそりとあるお寺。
儀式で使うお面が気になります。
このお坊さんからは日本語で話しかけられました。
広島の真言宗のお寺に数年滞在したことがあるそうです。
ザンスカールと広島の意外な繋がりに驚きました。