先日の記事で興行収入が400億を超えた作品の記事を書きました。
ただし、そもそも興行収入とは何なのか、よくわからないですよね。私たちが払っているチケット代なのか。映画館に入るお金のことなのか。映画を作った人に入るお金なのか。いったいなんのでしょうか。
結論から申し上げますと、
私たちが映画を鑑賞するチケット代すべてを合わせた金額のことです。
コトバンクによりますと、
観客が興行会社(劇場)に支払う入場料の合計金額を興行収入(興収)といい、この興収の中から、宣伝費などの必要経費と劇場利益を差し引いた金額を興行会社は配給会社に支払う。
https://kotobank.jp/word/興行収入-186354
とあります。
ここからが難しい構造ですが、興行収入から、劇場利益や経費を差し引いたものを配給収入といわれます。さらにここから、配給会社や制作会社に分配されます。
配給会社とは、簡単に言うと作品を買って、劇場に売る会社のことをさし、制作会社は、映画を作っている会社のことをさします。
作っているときに大きな費用がかかると制作会社は赤字といわれ、最悪の場合倒産してしまうため、コスト管理は非常に重要になります。
みなさんが、映画見ることで、制作会社にお金は入りますが、構造上すべてを受け取ることはありません。
これは、一例になりますので、映画によっては、監督や役者に直接この分配された金額が入ることもあります。それもそれぞれの契約になりますので、これに限ることではありません。
それでも、400億となると各社それぞれに相当入ったのではないかなとは思います。
今後も、映画界が盛り上がりさらにその先へ更新していって欲しいですね。
それでは、それでは。