※記事公開時点では、映画公開から間もないため、ネタバレにはご注意を。
明けまして、おめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
あなたは、今までに「スパイダーマン」という作品の映画を見たことがあるでしょうか。元ネタは、マーベルというアメリカンコミックの会社作品の「スパイダーマン」になります。
上の画像は、日本で最初とみられるスパイダーマンのマンガになります。ここから、日本でも外国の漫画が楽しまれるようになり本作まで楽しまれています。
彼は、クモ(スパイダー)に噛まれたことで、糸を出す能力や壁を登ることのできる能力などクモのような能力と超人的な力を得た、ヒーロー活動をする青年です。マーベルでは、古くから看板キャラとして多くの作品で活躍しています。
さて、皆さんが映画で見たことあるスパイダーマンはどんなヒーローだったでしょうか。
もしかして、
こんなスパイダーマンでしょうか。不動の人気でやっぱりかっこいい。
それとも、
こんなスパイダーマンでしたか。これは、とてもアメージングなものですね。
もしかして、
こんなスパイダーマンかもしれまんせんね。今まさに、クールって感じ。
実は、これらどのスパイダーマンとも会える映画あるんです。
かつてスパイダーマンに出会ったあなたに贈りたい2021年12月17日(米国)公開『『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
スパイダーマンといえば、どの世界にもあくまでひとりの存在しかないものです。あなたがそうであるように、オカルト的なものを除けば、独りである。だが、マルチバースや平行世界という考え方が発見されてからそうとは限らないともいえます。
もし、1時間早く起きられていれば、寝坊しなかったのにと思うことはなかっただろうか。今やっておけばよかったと思うことはないだろうか。そこでは、やらなかった自分がいるが、やっていたときの自分もどこかにいます。そんな「もしも」を突き詰めた考え方が平行世界です。マルチバースともいいますね。
ドラえもんの道具には、もしもボックスといわれる未来道具があり、難しく言うと過去改変ができるアイテムです。これも「もしも」の世界がほかに存在するのならばあり得るだろう世界のことです。
これ以上は、分かりにくくなるので、やめておこう。
そんな「もしも」の世界からいろんな人々が集まる話。もちろんいい奴だけとは限らない。そして、他の世界の自分がいい奴だとも限らない。これに類似する作品は以前にもある。
黒人スパイダーマン主演のCGアニメーション映画2018年12月14日(米国)公開『スパイダーマン:スパイダーバース』。
こちらは、いろんなスパイダーマンが力を合わせて敵を倒す話だが、同じスパイダーマンがその世界ごとの活躍をしている。もちろん境遇も違えば性格も違う。ただし、志は同じヒーローである。
各々の世界にとって、彼らは孤独なヒーローである。スパイダーマンは唯一であり、親愛なる隣人であり続けなければならない。ときに、プライベートを冒してでも。
ヒーローとは、かっこいい憧れる一面だけでないことをスパイダーマンは教えてくれる。なぜ孤独であり続けなければならないのか。家族に心配されてでもヒーローという存在であり続けなければならないのか。
スパイダーマンがヒーローであるための合言葉がある。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
力相応の危険も伴う。それは、時に自分だけとは限らない。しかし、その力を以てして何もしないこともまた誤りである。
できることをやらないのは、できるものにとって責任を果たしていないこと指すようにも思える。スパイダーマンほどの力がないからといって、今あなたができることをやらなくでもいい理由にならない。あなたができることの精一杯をするのだ。
これは、スパイダーマンが教えてくれるすべてだろう。
往年のスパイダーマンファンであれば、何度も見たいシーンがたくさんある。歴代悪役の登場やそのときの苦労話。スパイダーマンだからこその悩みの共有は、この映画を持ってしか見られない。そして、トムホランド版映画の今後にも見逃せない。
結局ヴェノムってなんだったのさ。次へのお楽しみかな。
話し足りないですが、独説もつらいのでコメントお待ちしています。
さようなら、親愛なる隣人。
それでは、それでは。