以前、100日後に死んだワニの映画化を記事にさせて頂いました。
今作は、なにかと反響が大きく公開以前から賛否両論が起こっていました。
私が見た感想をひとことで申し上げますと、万人受けはしないが、わたしはスキ。と感じましたね。
全体的に、派手な出来事やアクションがあるわけではなく、画もそこまで動きません。非常にゆったりとしたテンポで、事が進んでいきます。
さて、原作をご存じの方は、ワニさんどうなったか気になりますよね。ワニさん実は、本編に半分しか出てきません。でも、物語は止まりません。彼とは、違った新しい方が登場します。
新しい生活、新しい出会い。そのとき、最初は戸惑うことがおいでしょう。また、昔を引きずる人もいるでしょう。でも、それでもいいってこの映画は言ってくれているような気がします。時に、それは相手を傷つけることになるかもしれませんし、トラウマになるかもしれません。しかし、時間は進むのです。それがあなたを時として、ゆっくり癒すでしょう。
この雰囲気を味わえるのなら、ぜひ見てほしい。このまま毎日が過ぎてもなお、日々は変わっていく。もう夏になったと思ったらいつの間にか秋にもなる。いつまでも同じなんてことはない。それでもあなたは、今を生きる。
毎日人を想い過ごしてください。
それでは、それでは。