にいがたBIZEXPOが2019/9/26-27に新潟市産業振興センターで開催されました。RPAの講演およびRPAソフトの展示もありましたので見学してきました。
講演者:株式会社BSNアイネット RPA推進担当部長 菅谷様
ライフハック。RPAは楽して仕事するツールだ
・働き方改革。現場の限界、そっと静かに優先度低い作業をしなくなる。その結果、神戸製鋼、日産、スバル、KYBのような品質問題が起こる。
・学習、訓練、自己啓発する時間もなくなっていく。
・RPAは最初は誰もあまり気にしなかった。ERPなど大規模な統合システムの開発がIT企業の役割だったため。
・IoT→Analytics→AI→RPA
EUC。RPAは素人が使えるのがすごいところ
・野良Excelマクロ、野良Accessは説明書、仕様書がないので何をやっているかわからない。
・RPAはExcelマクロよりちょっと簡単。レゴブロックのようにいろいろな部品がある。使えば使うほどいろんな使い方を発見する。
・簡単な業務を見つけて、コツコツ自動化するのが大事。難しいことはやらない方がいい。
・今までやっていた繰り返し作業を自動化するのがステージ1。
・今までやっていなかった繰り返し作業もするようにするのがステージ2。
・ステージ2事例1。営業アシスタント。できる営業は朝が早い。顧客の情報、業界の情報等を集めてから打合せに臨む。これをRPAにやらせる。
・ステージ2事例2。プロジェクトレポート。定期報告から随時報告へ。異常値(なにかの閾値越え)をトリガにしてレポートを送る。
・RPAについては、コンサルやIT企業に相談しない方がいい。彼らはソフトを売りたいだけ。(筆者疑問 じゃあ御社はどうなのか?)
Q&A
Q. どのソフトがおすすめか。
A. WinActorかUiPath。
Q. 御社内でのRPA導入事例はあるか。
A. データセンタ(DC)を持っている。DCでは顧客業務のオペレータがいる。オペレータの主要な業務30種を約1,700本のシナリオにして動かしている。
オペレータは、ちゃんと動いているかときどき確認している。(筆者疑問 1,700本もあるのでは、選択間違いや管理が大変ではないか)
大谷商会「Robo-Pat」
Robo-Patは純国産ソフトらしいです。がんばってほしいですね。そして、この会社のホームページにある2つの動画が面白いです。
NTT東日本「AIよみと~る+おまかせRPA」
なかなかすごい読み取り精度を持つOCRです。おまかせRPAの実体はNTTだけあってWinActorです。さすがNTT、単純にWinActorを売るんじゃなくて他のソフトと組み合わせてサービス化するのはいい手です。
ビットA「RPAを活用した、業務の自動化・省力化支援サービス」
ビットAは単純にWinActorを売ってるみたいです。
以上