・デジタル人材って言葉はしってるけどよくわらない
・デジタル人材育成、何から手をつけたらいいかわからない
・とりあえず手探り状態で取り組んでいる
・そもそも自社にとってどんな人材が必要なのか判断つかない
・そもそもデジタル人材とは「どんな人材なのか」わかるようになる
・デジタル人材のタイプ(種類)について知ることができる
目次
1、デジタル人材って何?
2、デジタル人材 「5つのタイプ」とは?
3、まとめ
▼デジタル人材とは?
様々なデジタル技術を駆使して、
「ビジネスに新たな価値を提供する人」のこと。
最近では「DX推進=デジタル人材育成」という考えが広まりつつあります。
▼DXとは
Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称。
デジタル技術を活用して「業務の効率化」「新たな価値の創造」「顧客体験の向上」などを行うことを言います。
一般的には、多くの人が ”デジタル人材" と聞くと
「プログラミングができる人」「データ分析&活用ができる人」というイメージを持つ方が多かったりします。
ですが実際は、デジタル人材は大きく分けて
「5つのタイプ」に分かれます。
①考える人 全体設計をする人
②分析する人 データ分析&活用する人
③人を動かす人 マネジメントする人
④つくる人 システムを作る人
⑤守る人 システムの保守をする人
役割:全体設計をする人
内容:
・自社の現状分析、課題の可視化、解決案の提示
・デジタル技術を活用して実現できる「ビジネスモデル案」を描く
・ビジネスモデル案の具体化〜実装まで行う
▼具体的な名称と、役割
「ビジネスアーキテクト」
組織の戦略やプロセス、情報、技術などを総合的に分析し、組織全体のビジネスプロセスの設計や最適化をする専門家。
業務プロセスの改善やビジネスモデル構想の「全体設計」を行う人。
「ビジネスデザイナー」
デジタル事業の企画、設計、改善、推進を行う人。
顧客中心の視点から、マーケティングやビジネス戦略をデザインしていく。
「テックリード」
「エンジニアリングマネージャー」
デジタル事業に関する ”システムの設計から実装” を行う人
役割:データ分析&活用する人
内容:
・事業、業務に精通したデータ解析、分析ができる
・データを活用して新たな価値を創造する
▼具体的な名称と、役割
「データサイエンティスト」
複雑なデータを解析して事業に役立つ情報を抽出する専門家。
業務プロセスの最適化 や、戦略決定を支援するために活躍する。
機械学習や人工知能などの技術を用いて、自動化や予測分析なども行う。
役割:マネジメントする人
内容:
・デジタル事業のプロセス全体を統括
・「考える人」が行った全体設計を「実現」していく
▼具体的な名称と、役割
「プロダクトマネージャー」
”考える人たち”が、設計した内容を「実現していく」役割。
社内外の関係者とコミュニケーションを行い、プロセス調整をする。
役割:システムをつくる人
内容:
・新しいシステムの開発&構築
・新規システム導入、既存システムのリプレースを行う
・AI、ブロックチェーンなどを活用したシステムを作る
・ユーザー向けデザインをつくる
▼具体的な名称と、役割
「システムエンジニア」
パソコンやスマートフォンなどに使われる、
ソフトウェア(アプリやWebサイトなど)を作る人
どんな設計で、なんのプログラム(言語)を使うかを決める
「プログラマー」
システムエンジニアが考えた設計をもとに、
実際にプログラミングを行い、動くシステムを作り上げる人
「先端技術エンジニア」
機械学習(AI)ブロックチェーンなどの先進的なデジタル技術を扱える人
「Webデザイナー」
ウェブサイトの外観やレイアウトを考えてデザインをつくる人
「UI/UXデザイナー」
ウェブサイトやアプリの画面やボタンを設計して、
簡単に操作できて、使いやすいデザインをつくる人
役割:保守&運用をする人
内容:
・自社のシステムをメンテナンスをする
・システム不具合発生時に、対応する
・情報システムの運用管理
▼具体的な名称と、役割
「セキュリティエンジニア」
インターネットやコンピューターなどの情報システムを守る(サイバーセキュリティ)ウイルスやハッカーなどから情報を守り、インターネットやコンピューターを安全に使えるようにする人
▼デジタル人材は、5つのタイプがある
①考える人 全体設計をする人
②分析する人 データ分析&活用する人
③人を動かす人 マネジメントする人
④つくる人 システムを作る人
⑤守る人 システムの保守をする人
次回は、
自社にとって必要なデジタル人材を判断するための「軸」について、学べる記事をお届けします。