生娘をシャブ漬け戦略で炎上した吉野家は、就職説明会を予約した大学生に対して、外国籍であると判断したことを理由に参加を拒否しました。これは説明会を拒否された大学生の告発Tweetで炎上しました。国籍差別・人種差別となる問題です。
告発Tweetは以下のように書かれています。「ハーフだけど日本生まれ日本育ち国籍日本なのに向こうから急に説明会キャンセルされたんだけど!!!こんなのアリなん 1番不快なお祈りメールだが 倒産しろまじで」。
投稿には吉野家採用担当のメールの画像が掲載されています。そこでは「外国籍の方の就労ビザの取得が大変難しく、ご縁があり内定となりました場合も、ご入社できない可能性がございます」と外国籍と決めつけて説明会参加を断っています。外国籍ではない人に外国籍と決めつけたことは問題ですが、外国籍という理由で排除することがそもそも差別です。
吉野家は「説明が不足していた。誠に申し訳ない」と言い訳します(「吉野家、外国籍と判断し採用説明会参加拒否」共同通信2022年5月6日)。この言い訳はピント外れです。丁寧に説明すれば排除が正当化できるものではありません。公正な採用活動と乖離した発想です。
吉野家採用担当のメールは文面が非礼であることも炎上に火に油を注ぎました。相手を「様」ではなく、「さん」付けし、「こんにちは」から始めています。親しみを出していると勘違いしているのでしょうか。相手と距離を置くことが礼儀であり、尊重になるということを理解していません。
吉野家は炎上が続いています。2022年3月に男塾コラボキャンペーン、4月に生娘シャブ漬け戦略と毎月炎上しています。『魁!!男塾』コラボキャンペーンでは特典の条件を後から変更して炎上しました。ここでは、お客様相談室の「訴訟をされるとのことでしたら、弊社弁護士が真摯に対応させていただきます」との喧嘩腰の回答が火に油を注ぎました。採用担当の馴れ馴れしいメール文面が火に油を注いだことと重なります。
「生娘をシャブ漬け戦略」は常務取締役企画本部長のマーケティング講座の発言です。「生娘をシャブ漬け戦略」に続いての外国籍説明会参加拒否は、企業体質の問題を示します。男塾コラボも生娘シャブ漬け戦略も消費者を無視した対応であり、吉野家不買運動の声が出ています。消費者にブラックな企業は社員にもブラックであることを示します。