市民政策勉強会「Oneさいたまの会」は2020年10月28日、「聞いてよ市長!!市民政策プレゼンテーションin武蔵浦和Vol.3」を埼玉県さいたま市南区のサウスピアで開催しました。清水勇人さいたま市長に直接、さいたま市の改善策を提案しました。清水市長は最初から最後まで参加され、プレゼンテーションを熱心に聞いていました。
プレゼンテーションは2018年から毎年開催し、今回は3回目です。今回は新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)対策のために広く宣伝せずに関係者のみの無観客開催となりました。会場の座席も一つ空けて座るようにしました。2019年の「聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会」は市民生活、保健福祉、まちづくり、文教の4分野からプレゼンしました。今回は若者が加わって5分野になりました。
市民生活:今村純「話すことは手放すこと 犯罪被害者等支援条例への提言」
保健福祉:林田力「Withコロナ時代の市民への医療体制と新しい生活様式」
まちづくり:田中伸幸「市民のために役に立つ所 ポストコロナと市役所本庁舎移転」
文教:岩井寛和「さいたま市立大学設立構想 新しい時代に欠かせない日本一の学びの場」
若者:尾舘祐平「さいたま市若者会議の政策提言『Go to 成人式』」
Oneさいたまの会は、さいたま市を少しでも住みやすく、誇りある街にするための「さいたま市民の、さいたま市民による、さいたま市民のための勉強会」です。ほぼ月一回の頻度で集まり、プレゼンに向けて議論してきました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックに際してもZoom開催で活動を続けました。
保健福祉グループは当初、障がい者の雇用や介護などのテーマを議論していましたが、コロナショックに直面して方向転換しました。Withコロナ時代の市民への医療体制と新しい生活様式としてチャットボットの活用とコロナ専門病院を提言しました。
新型コロナウイルスは過去の話ではなく、現在進行形の問題です。世界保健機関WHOは2020年10月9日、過去24時間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者が世界全体で35万766人と、過去最多を記録したと明らかにしました。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行の懸念が出ています。
新型コロナウイルス感染拡大により社会経済活動は大きな影響を受けました。今、世界は過去に例を見ない非日常への対応を迫られています。コロナ禍に立ち向かうため、危機管理能力やレジリエンスの強化が求められています。これまでとは異なる環境に適応しながら、中長期的な視点で新しい未来を創造していく必要があります。
Oneさいたまの会は2020年10月7日に早稲田大学・毎日新聞社主催の第15回マニフェスト大賞の優秀マニフェスト推進賞<市民部門>を受賞しました。マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の優れた活動を募集し、表彰するものです。政策本位の政治、生活者起点の政策を推進することを目的にしています。
第15回マニフェスト大賞には2,842件の応募があり、35件が各部門の優秀賞に選ばれました。優秀賞は首長部門、議会部門、市民部門、優秀政策提言賞、優秀成果賞、優秀コミュニケーション戦略賞、優秀躍進賞に分かれます。
Oneさいたまの会の取り組みは以下。「2018年より毎月1回有志で集まり、市民目線からさいたま市へ政策提言。切り口は①文教②市民生活③保健福祉④まちづくり⑤若者政策の5つ。高校生から82歳まで多様な市民の意見を集めて、毎年秋にさいたま市長の前で市民政策プレゼンテーション大会を実施。市政に多数反映をされてきました」
次回のOneさいたまの会は11月18日19時からZoomで開催します。詳細はOneさいたまの会のFacebookページから案内されます。
第22回さいたま市民政策勉強会「Oneさいたまの会」告知
聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会告知
聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会
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聞いてよ市長!第2回さいたま市民政策プレゼン大会アンケート集計
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