ウェンディーズバーガーUSAトリプルWendy’s burger USA tripleは、ビーフ三段重ねのハンバーガーです。肉を食べているという感じがします。お腹いっぱいになります。ウェンディーズは米国発のハンバーガーチェーンです。McDonald'sは日本語ではマクドナルドですが、Wendy’sはウェンディーズです。
日本では2016年に日本発のハンバーガーチェーンのファーストキッチンを買収しました。ウェンディーズとファーストキッチンのコラボを進めています。コラボ店舗のウエンディーズ・ファーストキッチンは英語ではWendy's First Kitchenです。ウェンディーのファーストキッチンとなりますが、買収したので正しいです。フライドポテトやフライドチキンなどサイドメニューの入った箱はファーストキッチンのものです。
ウェンディーズのハンバーガーはビーフが正方形であることが特徴です。「don't cut corners」(角をカットしない)には「手抜きをしない」という意味が込められています。米国の小説には「ウェンディーズの、あの四角いパテだろ、それからポテトフライと、コカ・コーラと」との台詞があります(リン・マー著、藤井光訳『断絶 (エクス・リブリス)』白水社、2021年、140頁)。
『断絶 (エクス・リブリス)』は感染症の流行で人々が死に絶えた世界を描きます。生き残った登場人物は「ハンバーガー食いてえ」と言います(140頁)。そこでウェンディーズが登場します。ウェンディーズがハンバーガーの代表例になっていることに日本との相違を感じます。
文明崩壊後に文明生活を懐かしむとしたら、私もハンバーガーを食べたくなるでしょう。ハンバーガーが文明の凄さを体現するものではないですが、無性に食べたくなるでしょう。消費生活の便利さを象徴するものと言えるでしょう。
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ハンバーガー