ケンタッキーが50周年記念でデラックスチキンフィレサンド

ケンタッキーフライドチキン（Kentucky Fried Chicken, KFC）は2020年6月17日から、日本での創業50周年記念としてデラックスチキンフィレサンドの販売を開始しました。デラックスチキンフィレサンドはチキンフィレサンドをデラックスにしたメニューです。ハッシュポテトやチェダーチーズも挟まれています。

ファーストフードには好きなものを腹いっぱい食べるデカ盛りやメガ盛りというムーブメントがあります。マクドナルドのメガマックが典型です。KFCは昔からチキンを腹いっぱい食べるイメージがあります。オリジナルチキン食べ放題の企画もありました。このため、デカ盛りやメガ盛りと相性が良さそうですが、あまりムーブメントに乗っていません。

ダブルチキンフィレサンドが2019年6月12日から期間限定メニューとして販売されたくらいでしょうか。デカ盛りやメガ盛りは下品なイメージがあり、KFCの上品なイメージを損なうと考えたのでしょうか。しかし、そのような姿勢がクリスマスしかKFCを利用しないと需要を狭める結果になります。

デラックスチキンフィレサンドは紙箱に入っています。崩れやすく、広告で観るような奇麗なものではありません。これはメガマックなどとも重なりますが、それ以上にデラックスチキンフィレサンドには崩れやすさを感じます。

デラックスチキンフィレサンドは11種類のスパイスで味付けしています。しかし、辛さの印象ばかりが残ります。ここはボリュームのある肉をガッツリ食べたいという点からは物足りないところです。まだまだデカ盛り需要にストレートに応えることに恥ずかしさが感じられます。

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