こんばんは。葉月です。
今回は文具好きらしく自分の相棒万年筆のレビューをしたいと思います。
↓↓↓↓その万年筆がこちら↓↓↓↓
パイロット カスタム万年筆 槐(えんじゅ)です。
以下がカタログスペックです。
製品名:カスタム 槐
品番:FKV-5MK-ME-(ペン先:F・M・B)
サイズ:最大径φ 16.7mm 全長 147mm
価格:50,000円(税抜)
ペン先:18K 15号
ペン種:F(細字)/M(中字)/B(太字)
軸さや:槐(樹脂含浸加工)
この万年筆に出会ったキッカケは当時趣味の一環として小説を書いていたほか、社会人として文具業界に身を置いていたのもあってか『自分の人生の相棒とも言える万年筆が欲しい』なんて思っていました。
小説の下書きはいつも手書きだったのと、また仕事で文具に触れるにつれ変に自分の中で強いこだわりを持っていたので、もしも買うなら絶対『物好きな奴じゃないと買わない万年筆!』と心に決めていました。
そんなある時にふと仕事中にパイロットのカタログを見ていた際に、自分の持っていたい万年筆のデザインにちょうど合致したのがこの槐でした。
しかも当時は妙に木軸の筆記具にハマっていたのと、この万年筆が欲しいと思っていた時にちょうど自分の専属得意先を会社から頂いたのもあってその日にすぐ購入しました。
今では色々あって小説を書くことをやめてしまったのですが、かれこれもう三年目に入る日記を書く時に使用しています。
さて、そんな余談を踏まえてのレビューなのですが、兎にも角にもこの万年筆の何が良いかって
『槐(えんじゅ)』という木の意味
と
世界に二つとない自分だけの万年筆
であることです。
まず槐という木なのですが、この木はマメ科の落葉広葉樹で日本ではお面を彫刻し鬼門に置いて魔除けとしていた縁起木なのです。
また、後に『延寿』という字が当てられて長寿や安産の御利益がある縁起のよい木として珍重されており、別名『幸せを呼ぶ樹』とも呼ばれているのだとか。
もうこれだけでも個人的には語彙力が崩壊するほど魅力的なのですが、さらに木軸の筆記用具に関しては使用される木材の仕様上、商品一本一本の柄が全て違うといった特徴があります。
これがもう一つのいい所である『世界に二つとない自分だけの万年筆』の所以となります。
使われている木の意味も深ければ購入した瞬間に唯一無二の相棒になる……
もうこの響きだけで所有欲をくすぐられます。
余計なうんちくはさて置いて、ざっとペン先収納時と筆記時の画像が下記になります。
書き味に関してはキャップを差して使用するとやや後ろの方に重心がいってしまいますが、もともと万年筆はキャップを差して使うよう設計されている為、特に気にならない程度です。
また、ペン先は18金の為、万年筆ならではの弾力かつスルスルと筆が進みます。
……字が汚くてすいません(汗)
一時ブルーブラックのインクを使っており少し汚してしまったのですが、今ではいい思い出になってます。
さて、長々と色々書いてしまったのですが、いかがだったでしょうか?
今日ではパイロットのカクノという万年筆の登場により万年筆に対する敷居が凄く下がりました。
今ではメーカーさんの企業努力もあってか、300円程度のものでも高性能な万年筆が出ていたりしています。
低単価の商品は基本的なメンテナンス方法さえ覚えいればメモ書き等にガンガン使っていけますので、この機会に自分の好きなインクを入れて普段の筆記ライフに色を付けてみるのもまた違った刺激があって面白いのかなぁと思います。
ちなみに、万年筆の試筆を行う際には自分の名前を書くのがオススメです。
(理由は人生の中で一番多く書いている字なので、自身の書き方の癖が直に反映されます)
それでは、次回の更新までノシ
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