下記の2つのサイトから、単なる適当な抜粋です。
正しいかどうかは本当に一切検証していませんが、「ほえ〜」って思った話です。
① https://www.futuretimeline.net
ロンドンに本拠を置く作家・未来研究家、ウィリアム・ジェームズ・フォックスが、2008年に上記のFuture Timelineを始めた。以降何年にもわたって、拡張され、世界中のボランティアが新しい予測とアイデアを提供した。
② https://www.quantumrun.com/future-timeline
組織が長期的戦略を立てるのをサポートするコンサル会社Quantumrunによる未来年表。
① ソフトウェア的な話
2020
・思考によるテキストメッセージ
2021
・Webトラフィックの80%以上がビデオに
・外国旅行をはるかに容易にする瞬時の翻訳が可能なイヤホンの実現
2022
・モバイル決済は3兆ドルに成長し、7年前から200倍の増加
2023
・地球上の80%の人々がオンラインでデジタルプレゼンスを持つ
2023-2027
・ブロックチェーンの転換点
2025
・企業監査の30%はAIが実行
・脳読書装置の普及
・人間の脳のシミュレーションが可能に
・世界のクラウドファンディング市場は1,000億ドルに
2027
・世界の国内総生産の10%がブロックチェーン技術で保管
2029
・インプラントは、知能、記憶力などが向上
2031
・電子ペーパーの普及
2035
・死者のホログラフィックレクリエーション
2037
・意識のアップロードが可能に
2039
・フルイマージョンバーチャルリアリティ
2040-2050
・思考による以心伝心が可能に
2041
・記憶や性格の制御または変更が可能
2044
・AIに投票権
2046
・AIが政府機関の役職に就任
2047
・情報やスキルがダウンロード可能に
・AIがノーベル賞受賞
2058
・億人の人間の脳をリアルタイムでシミュレート可能に
心とコミュニケーション手段はデジタル化・国際化され、個人の影響範囲すら50年で現在の数億倍にも拡張される。集団の影響範囲で測れば、より壮絶な話になる。
② ハードウェア的な話
2020
ー米国の半分以上で太陽光発電は現在の電力供給よりも経済的に
2021
ー中国で自動運転車の量産が開始
ー無線電力が一般的に
ー日光を燃料に使う飛行機の普及
2022
ー最初の3Dプリント車が生産
ー世界人口の10%がインターネットに接続している服を着用
2023
ー世界人口の90%が、ポケットにスーパーコンピューターを所有
2024
ー家庭へのインターネットトラフィックの50%以上は、家電製品やその他の家電機器から
ーロボットで使用される人工筋肉は人間の筋肉よりも多くの体重を持ち上げ、より多くの機械的な力を生み出す
2025
ー処方薬は自宅で製造可能に
ー農業における無人機は、世界的に採用される
ー建設作業の自動化
2027
ー東京と名古屋間のリニアモーターカー開通予定
ー時間経過による形の変化も含めた3Dプリントが普及(名称は4Dプリント)
2028
ーアジアは空の旅の中心に
2029
ーロボットセックスパートナーは当たり前に
2030
ー飛行車が普及
ー3Dプリンターによる家の作成
2035
ー自律走行車が占める世界シェアは38%に
2039
ー製造業の自動化が進行
ー生産から輸送まで、農業はほぼ90%自動化
2040
ー自律走行車の世界シェアは50%
2045
ー自律走行車の世界シェアは70%に
自律・動作の複雑化・省エネの進行により、生産性が爆発的に向上したハードウェアが民主化。心とコミュニケーション手段の進化に伴い、各個人の物理的影響範囲も壮絶に拡張される。
③ 外部環境的な話
2023
|地震から都市を守るために開発された音響地震シールドは、最初の使用
|若返りするよう体の一部の遺伝子を修正可能に
2025
|最悪の場合、世界の平均気温は2℃上昇
2027
|小型ロボットは海洋から二酸化炭素を除去して気候変動の影響を軽減
|RoboBeesは大規模に作物を受粉させるために利用
2028
|光合成の操作により、作物収量は最大1%増加
|平均余命は遺伝子組み換えによって劇的に爆発
2029
|最初の不死マウスが作成
|富裕層のシワが絶滅
2030
|うつ病は、世界最大の病気に
|2030年から2036年の間に小さな氷河期
|水産養殖は、世界のシーフードのほぼ3分の2を提供
2030-2040
|バンコクなど、海面上昇の被害が深刻に
2033
|注射可能な脳インプラントが、障害や脳損傷を治療するためのニューロンの変更を可能に
2035
|臓器を印刷できる3Dプリンターは病院で広く使われるように
2036
|高解像度のバイオニックアイが市販
2039
|極端な熱波は米国ではありふれたものに
2045
|湾岸の都市はスーパーハリケーンなどのため放棄
2046
|都市部でエネルギー、空気、水の自給自足
2045-2049
|動物および植物の生命の主要な絶滅
2050
|2015年に存在していた魚種のほとんどは絶滅
|人類の50%が水ストレスの多い地域で生活
|世界の平均気温は2.5℃上昇
2053
|「デザイナーベイビー」の普及
2055
|世界の人口は停滞期に
2065
|老化を止めることができる長寿命治療
2080
|人間の中には、生物学的なものと非生物学的なものが混合
2099
|世界中で海面上昇による被害が深刻に
2160
|世界初の200歳代
気候変動や海面上昇・生態系の崩壊など、地球環境は悪化する予測が多い。その代わりとなるような、(培養肉や)農業技術・ロボット生物が普及。海上都市が一般的に?
加えて、医療技術やサイボーグ化が進み、人類自身がソフトウェア・ハードウェア・人工環境に最適化される。
超まとめると、
a. ソフトウェア的なもの・ハードウェア的なものの進化が、人間と人工物の影響範囲を天文学的に拡張する
b. 今ある環境の破壊は進行し、代替する最適な環境の創造が進行
っぽい。aもbも成功すればすごく人類的なものの繁栄に効きますが、失敗すればすごく人類的なものの絶滅に効きそうです。
やばさを想像
・技術の進化に対応する人間と対応できない人間の人生格差が天文学的に開き、人の機会は壮絶なまでに不平等に
・技術の進化を利用した犯罪の影響力も、その対策もえげつない規模に
・環境を創造するスピードと破壊するスピードの差が大きいと、あっという間に欠乏
目的以外に作るべきもの?
・技術に人間的なものが対応できるようにする教育・自己改造
・技術を悪用しないor出来ないようにするセキュリティ
・自然環境の破壊を遅らせつつ、その代替となる機械的環境の創造
兎にも角にも、テクノロジーの進化が鍵となりそうです。ただ、環境に関しては疑問符が多くて、
①環境破壊を回避する技術も進化するのでは?
②破壊したとしても、代替する生態系を人工で作るのでは?
③意識のアップロードが当たり前になれば、別に生態系とかどうでもよくなるのでは?
とか思っていました。結局、環境を守りつつ、環境を代替する手段を探して、いずれはどうでもよくなるように人間自身の存在様態を作り変えるのかも。
世界を作って、最終的に宇宙を作っていくんでしょうか。その先の目的は言語を超えてそう。
※金属など資源も大量に枯渇するみたいなことが書かれていましたが、それは無視しました。なんか使う量も減りそうだし、リサイクル技術が発達しそうだし。