ハイテク育児ブログ。今日ご紹介するのは粉ミルクディスペンサーのFormula Pro Advancedです。
母乳だけでは足りなかったり、事情により粉ミルクで育児をしなければならない場合、粉ミルクから赤ちゃんの飲むミルクを作成するのはかなりの手間です。
・お湯を沸騰させる
・ミルクを溶かす
・ミルクを適温まで冷ます
しかも、赤ちゃんはこちらの事情など知りません。おなかがすいたら爆音で泣きます。そんなときに上記の手順を踏んでいてはストレスMAXです。
そこでこのディスペンサーの出番です。
上部に粉ミルク、背面に水をセットしておけば、いつでもすぐに適温のミルクを作成してくれるというスグレモノです。量の調整もバッチリ。
ものすごく便利です。もはやこれ無しで粉ミルクを与えることなど考えられません。今までの手間が嘘だったかのように楽になりました。ただでさえ育児は大変なので、このように道具で楽ができる部分はどんどん楽していってしまいましょう。
この商品は上記の通りとても魅力的なのですが、少々気になる点があります。
通常、粉ミルクを作る時は水を煮沸させてミルクを溶かしてから冷ましてゆくと思います。しかしこのディスペンサーはその仕組み上、背面のタンクにある程度の水を格納しておきます。説明書には、ペットボトルなどの密封された水か煮沸した水を冷まして入れてください、と書いてあります。そしてミルクを作る際は、どうも一度煮沸するという手順は挟んでいないように思います。つまり煮沸した直後の水は使っていないということです。
このように商品となっている以上、それで問題ないのかも知れません。事実うちの赤ちゃんは問題なくおいしくミルクを飲んでいますが、気になると言えば気になりますね。そのため水はまだ残っていても1〜2日で替えるようにしています。
海外の製品なので、海外のミルクブランドについては公式で記載があります。しかし日本のミルクブランドはほとんどカバーして折らず、かろうじてなぜか森永だけが公式に記載があります。まあ日本のミルクなんて似たり寄ったりだと思うので気にしすぎかも知れませんが。私は「E赤ちゃん」で使用しています。森永と同じミルク/水の比率です。
また、日本のミルクは大抵「70度のお湯で溶かすこと」と書かれています。その点でも気になりますね。
作れるミルクの最小の容量が2オンス(60mlくらい)なので、場合によっては少々多いですね。しかしそこまでは気になりません。オンス表示も慣れれば平気です。
ミルクが出てくる部分の洗浄が4回に1回と頻繁で、それなりに手間です(毎回粉ミルクを作るよりも圧倒的に楽ですが)。しかし、これは赤ちゃんへ提供するミルクの清潔さを保つ上で必須なので仕方が無いですね。自動洗浄機能などが付いてくれると、より楽なのですが。
写真のとおり、場所を取ります。
今回はミルクディスペンサーについて書きました。いろいろ観点はありますが、私としてはもはや無くては子育てができないレベルで必須のアイテムです。楽すぎる。特に頻繁に粉ミルクを与えなければならない親御さんは導入を検討してみても良いのではないでしょうか。
今のところ赤ちゃんも問題なくおいしくミルクを飲んでいます。