こんにちはhikarumです。
映画を早送りで観る人たち 稲田豊史 | 光文社新書 | 光文社www.kobunsha.com
一応、題名に対してですが
倍速視聴や飛ばし視聴に対する
私自身の立場としては
個人的には
youtubeは、倍速視聴をします。ただ、youtubeでは何かの作品というよりは、例えば、投資の解説などが多く
物語
はほとんど観ません。
Netflixなど、サブスクについては、(最近あまり見てないですが…)基本、マンガで読んだものを、アニメで見る場合が多く、あらすじを知っているので、倍速視聴することもあります。
ただ、初見の作品については、倍速にしてないと思います。
また、他の人の視聴方法についても、特に
あれこれ意見を出そうとは思いません。
この本の読み方としては
映像作品の鑑賞の仕方についてとか
オフ会、読書会とか家族と話すとか
そういう時のたたき台としては
かなり面白いと思います。
それでは本筋の本の内容です。
まず、この本の筆者は
飛ばし視聴・倍速視聴
否定論者です。
理由としては、
上記の様な鑑賞の仕方だと
監督の意図を理解出来ない
一つ一つの作品を大事にしてない
コスパ重視が✖︎
ダイパ重視(時間のパフォーマンス)が✖︎
などなど
比較的想像しやすいものです。
ただ、この本の1番疑問に思った点としては
その年齢層は?
など、
かもしれませんが、しっかりしてないことです。
データの載せ方がはっきりしてたら、もっと話に入っていけると思うのですが。
読んでみての推測だと、
筆者は大学で講義もっている様なので、その講義に来ている生徒たち
(プラスつながりがある講師の授業の参加者アンケートも参考にしている形跡はありますね)にヒアリングしたのかな?
でも、それだと、基本的には大学に来れる
所得層だったり、学力だったり
と限られるので問題点に感じました。
(大学生以外にもヒアリングしてるとは思うのですが、データがはっきりしてないので、よくわかりません)
そして、筆者が1番言いたいことは(私が読んでいて感じたのは)
基本的には
SNSと親和性が高い理由というだけで
(同情は…コスパ重視、タイパ重視なのは、学費稼ぐ為にバイトに時間取られるから…かわいそうらしい)
勿論、Z世代以外の世代も倍速視聴等すると思うのですが、何故か大枠ではZ世代を集中的に攻撃しています。
一応、その部分は最後の方で修正もあり、
筆者本人なのか
編集者か
わかりませんが、Z世代へのあたりが強すぎると感じたせいか
第5章では
昔は、TVやDVDなども
(映画館と比べて)
映画好きや映画人から
批判を受けていたとして、
倍速視聴等も
時代の流れだ
で
「作品鑑賞のいちバージョン」
として認めなければならない、と書いてあります
(認めたくないんでしょ?)
加えて、「おわりに」
を読むと
元々、この本の大部分は「現代ビジネス」というサイトに執筆したもので、
書籍化にあたり
第1章と5章を新しく書いたということで、
倍速視聴
フォーローの部分は
書籍化するにあたり
一応、Z世代の倍速視聴などについては
私も調べてみました。本書の書き方は本当に合ってるのか?
sibuya109lab . (←このサイト面白い❗️)
Z世代の映像コンテンツの楽しみ方についての意識調査
の記事を読んでみました。
によると
Z世代400人にヒアリングしています。
・サブスクに登録してる
65.5%
(思ったよりは少ないかな?)
・サブスクの楽しみ方
倍速視聴する 48.6%
(思ったより少ない❗️本書によると、Z世代ほとんどしてるみたい、に書かれている)
スキップ視聴する 51.5%
(思ったより…以下同文)
加えて
・約3割が2,3ヶ月に一度映画館に行く。
(思ったより、多い気がします…他の世代も多分平均したら、同じくらいじゃないかな)
・サブスクを周囲の人と共有するは7割以上
(ここは、本書のZ世代のイメージに当てはまると思います)
・サブスクはタイパ重視
(ここは、本書のZ世代のイメージに当てはまると思います…というか、多分どの世代にも当てはまると思います)
最後に、
色々書きましたが、結果として
物凄く面白かったし、勉強になりました
特に
そして、それをどう表現するか
(本自体には書いてないですが、反面教師として個人的に読み取った点です)
まぁ、
本当に
書きたらないぐらい色々感じました❗️