こんにちはhikarumです。
何度か書きましたが、私は
15年ぐらい前にスペインに半年留学しました。
私なんて、
何年も滞在した、
仕事で滞在、
地球一周
などの強者(ツワモノ)と比べると、ペーペーです。
むしろ、留学経験があって、変にプライド高い(そんなのもとっくの昔に劣等感に変化しました)だけですし。
こんな私ですが、現地バルセロナで、心に残るエピソードがいくつかはあります。
今回はその一つ…
私は留学時、
語学学校に通いました。以前も書いたように、留学当初のクラスは
が揃ったようなクラスで、
8,9人ぐらいのクラスで男は2人だけ。
当時の私(年齢=いない歴)には、
と思う余裕は全くありませんでした。
加えて、(別の意味で)前にも書いたように、アルファベットを母語としてない日本人がクラスについていくのはよっぽど語学の才能が、ないと基本無理なので、そういう意味でも余裕ありませんでした。
特に、ナタリア(ナターシャ)というポーランド女性は苦手でした。
自分の意見をはっきりえるし、頭の回転も速いし。スペイン語の習得も私のリアルに30倍ぐらい早いし。長い黒髪で肌が白くて、目が確か、青か緑かな、すらっとして美人だし…
対して、
私は目立たないし、自己主張出来ないし、
兎に角、
日本人らしく(…じゃなくて人間らしく)礼儀正しく振る舞う、人に敬意をはらう
しか出来ませんでした。
そんな時、
クラスの課外活動? 誰かに誘われて?
結構な人数で飲みに出かけました(今から思うと、自分の行動力凄い❗️)
そこにもナターシャもいて、私は苦手だから話さないように話しかけられないようにしてたと思います。
そんな時
彼女の方から話しかけてきてきました。
(私のスペイン語と英語力は全然でしたが、彼女の言わんとしてることは伝わりました。)
私の覚えてる限りですが…
こんな感じでした
(最初のクラスで自己紹介したのかな)
ポーランド=アウシュビッツ→ドイツ人というよりナチスによるユダヤ人絶滅の施設があった所
Hiroshima→世界で初めて原爆投下
第二次世界大戦の悲劇があった所(勿論、日本の場合は加害もありました)の人間同士として、リスペクトを感じでくれているとのことでした❗️色々話せました❗️
彼女は、空手も習ってるということで、
何故かお辞儀まで披露してくれました。
…こんなことは、何でも出来そうな彼女としては、たいしたことではなかったかもしれませんし、その
告白
後も急激に距離が近づいたわけでもありません。
でも、瞬間的でもお互いの国に(国というか人間としてかもしれませんが)、敬意を感じたし、ナターシャって本当に凄いなぁと思いました。
そして、私も、原爆の惨劇を義務教育で習った範囲で、つたないスペイン語と英語で伝えました。(長崎もですけど、広島も平和学習が盛んです。)
結局、アドレスとかも交換しなかったけど、クラスが変わる時か、彼女が語学学校かえるときに、ポーランド代表のサッカーシャツを貰いました。
そして、何故か、
長めの白髭で刺青(イレズミ)した
彼氏にも一度会いました。
うーん、ナターシャ今頃何してるんだろう?
(アウシュビッツの画像)
追記
勉強不足ですが
ナタリアは英語読みなのかな
ナターシャはポーランド語とかロシア語読みなのかな?
知ってる人いたら教えて下さい。
追記2
最近、読んだ
アウシュビッツのタトゥー係
もめちゃくちゃ良い小説でまた紹介したいです!
https://www.futabasha.co.jp/introduction/2019/TOA/index.html
(アウシュビッツのタトゥー係のページ)
過去の私の留学についての記事です。
https://alis.to/hikarum/articles/azD4WyjybLAp
https://alis.to/hikarum/articles/KJN8JkGZd9Zq