スタートアップ企業が資金調達をするときに、調達金額が小額であればDebt Finance(借入・負債による資金調達)を使うことが多いと思います。
Equity Finance(新株発行を伴う資金調達)と違って金利がかかるし返済していく必要はありますが、調達の際に自社株が動かないので将来的に経営面で揉めたりするリスクが少ない調達方法です。
ちなみに3分の2以上株式を保有している株主は単独で定款の変更、取締役の解任、合併や解散ができます(所謂特別決議)。
つまり、第三者が3分の2以上株式を保有していた場合、勝手に経営者をクビにできます。
(少し前ですが大塚家具の騒動ではこの持ち株割合がポイントになったはず)
で、本題ですが、東京都内で起業する場合、東京都の創業サポート事業の制度融資が使えます。
無担保、無保証人で金利も1.0%以内なんて凄い!!
あと、学校の同期に教えてもらったんですが、港区であればこれ↓が使えます。
金利0.4%と破格⁉️
ですが、信用保証協会が付くので金利に追加して保証料の支払いがかかると思われます。(保証料も返戻があるみたいなので上記の創業サポート事業と比較してどうか気になるところ)
あと、運転資金は原則月商の3ヶ月分以内ってあるので借入できる金額は少ないかもしれないです。
最後に助成金ですが、ざっと調べた限り今受けれそうな創業の助成金はありませんでした。(区、市町村単位とかならあるかも)
国がやってる助成金としては、地域創造的起業補助金(最高2百万円)があって昨年は4/27~5/22が応募期間でした。
タイミングがあれば使ってみるのも良いかも。