年の瀬にライブをすることになりました。。
自分でもびっくり。。今月に入ってから急に依頼が来たので急ピッチで企画を作って開催することになりました。
といっても前からぼんやり考えていた自分なりのライブのやり方を今回はやろうと思います。
僕は色んな人のライブをみたり、仕事で弾いたりします。そこでは色んなパフォーマンスがあり、表現される世界は多種多様です。
そこで思うのがライブ自体はひとつの商品だ、ということ。
「そんなの当たり前だ!」となるかもしれませんが、「商品はこれくらいのもの」と思っているのと「私だけのもの」と思っているのとでは大きく違うなと思っています。
ライブだからこれくらいの曲数でMCは大体普通はこんな雰囲気、と言うふうに作ったライブをコンビニの商品に置き換えると、
「パンは普通はこんなもの」
「これくらいの味で良いでしょ」
「これでパンの体は保てるな」
このパンはきっと悪魔のパンには敵わないはず。それどころかきっと他のパンと横並びになって買ってもらえなくなってしまうかもしれない。
ライブも同じだなぁと思ってます。
そこで自分はジャズが好きだし歴史も好きなので、ジャズの演奏を歴史の話をするMCでつなぎ音楽のMCをリンクさせたようなパフォーマンスをやってみようと思いました。
以前に配信はリアルの演奏依頼で試したことが何度かあり、ぼんやり雛形が見え始めていました。
今回のそのライブの作り方をやってみようと思います。
音楽の歴史を振り返れば事実として浮かび上がるのが、「音楽は孤島ではなく陸続きである」ということです。
常に音楽はその手前に存在した音楽に影響を受けて新しい音楽が生み出されています。
ちょうどダーウィンの進化論みたいな感じだなぁといつも思います。
ジャズはラグタイムやマーチング、ブルースなどから影響を受けていたり、ラグタイムはアフリカのリズムと西洋の音楽様式に影響を受けていたりと常につながり続けています。
そのつながりの延長線上に今のポップスがあったりもします。
だから今回のライブでは現代でも活動するポップスのアーティストをボーカリストにその人のオリジナルも演奏しようと思います。
その方のオリジナルソングにはどこかに必ず手前の時代の音楽な影響があるはずです。
ジャズライブなのにさまざまな音楽を演奏してそのつながりをお話しする、そんなライブにしてみたいと思っています。それがぼくのライブの形になるようにぼくだけのパンを作ってみようと思います。
金子将昭と上田あつみのジャズライブ
"JazzからPopsまで音楽はつながってる"
「初めてのジャズの曲は?」「あのバンドの名前はジャズ?」古いジャズの曲からオリジナルのポップスまでを現代で活躍するシンガーソングライター上田あつみをボーカルに迎えて音楽のつながりを辿るジャズライブ!
上田あつみ(vo) 金子将昭(pf) 澤田将弘(b) 鈴木邦明(dr)
2021年12月30日(日)
開場12:00 開演12:30
2,000円+1ドリンク
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