不眠は、寝つきが悪い、眠りが浅くて何度も目が覚めてしまう、朝早く目覚めてしまうなどで、 日常生活に支障をきたす状態をいいます。
一般的な原因として、コーヒーやお茶に含まれるカフェイン、暑さや寒さなどの刺激、かゆみ、痛み、頻尿などが指摘されています。
日常の診察で私が感じていることは、冷え性の人が不眠になりやすいということです。
手足が冷えると、頭に血が上り、脳内が充血するため、脳の神経が休まりません。
逆に、心地よく眠りにつくときは、手足がポカポカと温まっているのを感じるはずです。
不眠を解消させるためには、体温を上げて血流をよくし、脳内の充血を改善することが先決です。
ウォーキングなどの軽い運動をする、半身浴をする、就寝中は湯たんぽを使って足元を温めるなどの方法もおすすめです。
おすすめの野菜はー
体を温める作用のある野菜や、精神・神経を安定させる作用のある野菜
シソ・タマネギ・ニンニク・レタス・ネギ・トマト・ブドウ・クルミ、etc
ネギ
体を温め、発汗させる作用がある。特に白い部分は不眠や血栓症、菌による病気によい。
●シソとネギの中華風スープ
① シソとネギを切る
シソの葉2枚をから焼き、水分が飛んだら手もみする。
ネギ1/4本を小口切りにし、焼き目をつける。
シイタケ1個とニンニク半個をスライスする。
② スープに入れる
シイタケとニンニクとだし汁カップ2をなべに入れる。
塩小さじ1、しょうゆとショウガ汁3滴ずつ、こしょう・みりん・ゴマ油少々を加える。
沸騰したらワカメとシソ、ネギを入れ、最後にすりゴマを加える。
タマネギパワー
ファイトケミカルの硫化アリルが含まれています。
硫化アリルは、疲労回復や精神安定によいビタミンBの吸収を促し、働きやすくします。
強力な血糖降下作用のあるグルコキニンも特徴的です。
包丁で切ったときに涙を出させる成分はチオスルフィネート。
血栓症やアレルギーの予防、コレステロール値の改善におすすめです。
食べるときのポイント・・・タマネギは熱を加えると甘みが出ますが、硫化アリルは熱や水に弱い成分です。
加熱や水にさらす時間は短めにしましょう。
私は、眠れ過ぎて夢を見ないので、、
(^^;; たまに夢を見てみたいなー