GOOD👍
春菊と卵
シュンギクは、すき焼きの定番ともいうべき野菜ですね。
その成分は、カロテン、ビタミン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム鉄、カリウムなどが豊富に含まれ、貧血予防、血行促進、骨粗しょう症、肝臓病予防などに効果のある食物です。
一方、卵もすき焼きのつけダレによく使用されるものです。
この卵の卵白には、アルブミンという成分が含まれ、血清中のタンパク質として、体内の余分な水分や老廃物を回収してくれる優れた働きを持っています。
そう、このふたつの食品の食べ合わせは、むくみ予防、改善を促し、リンパの流れや肝臓の機能を向上し、肝機能障害を予防する効果があるとても優れた組み合わせなのです。
卵はさらに、必須アミノ酸のメチオニンも豊富に含まれています。
このメチオニンも肝機能の向上、肝臓に脂肪がとどまるのを防ぎ、肝機能障害の予防効果があるといわれています。
すき焼きは、牛肉以外にもこんなにからだにいい成分を食材に使うスーパーメニューなのです。
BAD👎
牡蠣とヒジキ
カキには亜鉛が非常に豊富に含まれています。そんな亜鉛の持つ栄養分は、男性の前立腺や皮膚、肝臓、膵臓で活躍し、美肌効果をはじめ、育毛効果、体内の有害物質の排出、精神の安定など、さまざまな効果が期待できるとても優秀な成分です。
でも、常に不足しがちなミネラル成分のひとつだというのです。
もし、亜鉛が不足してしまうと、皮膚炎や脱毛、成長障害、味覚障害や貧血、免疫力低下などの恐れがあり、まさに亜鉛は、生命維持の必須ミネラルとして大活躍をしてくれる大切な栄養素なのです。
ところで、亜鉛はカキに豊富に含まれているのですが、ここで注意したいのは食物繊維。海藻類のヒジキなどに含まれている食物繊維は、亜鉛と結合し亜鉛の吸収を阻害し、体外に排出させてしまう恐れがあり、注意が必要です。
亜鉛の吸収率を上げたいのであれば、ビタミンCと一緒に摂るのがおすすめ。
カキにレモンなどの柑橘類をかけていただくのが、亜鉛の吸収率をあげる方法です。