分散型政治団体を設立しました

岡部さんが提唱されている #tokentoken という分散型政治団体の思想に感銘したので私も実際に作ってみました！　みどりポリティカルアソシエーション（通称みどり）という名前で、世界のどこでも表現の自由が保証される世界の実現を政策にしています。設立自体は簡単で、10分もあれば終わります。

まずはお近くの選挙管理委員会に行きます。私は東京在住なので、東京都選挙管理委員会にやってきました。

北棟の33階が選挙管理委員会です。入館手続きは受付にいけばすぐに終わります。

33階につきました。受付はこんな感じです。

設立届、規約を書いて認印を押して出せば完了です！　規約はテンプレを用意したので、適当に変更して使ってください。設立届はその場でもらえるので、職員さんに書き方を教えてもらえばいいと思います。政治活動の自由は国民の権利なので、最低限の形式審査しかされません。従って身分証等本人確認書類も要らず、認印だけで作れます。設立届は以下の画像のように書けばOKです（黒塗りは住所氏名などの個人情報です）。

書いた書類のコピーを要求されるので、3階に戻ってコピーします。

コピーと共に書類を提出したら設立完了です。

しかし、このままだと代表者が存在するので、分散組織ではありません。分散組織にするため、前述の規約に従って代表の退任手続きを行います。

上記のように「規約により退任」と書いて出せば見事受理……されません！（笑）「代表者がいないと受理できない」と言われます。ここは不受理の旨を聞いて帰ることにしましょう。

#tokentoken では、上記の書類を受理するように行政訴訟を起こそうと考えております。裁判と聞くとびっくりする人もいるかもしれませんが、今回のような「法律が想定していない問題について裁判で白黒つける」というのは穏当なもので、国を相手に戦うというものではありません。政治資金規正法は議員立法であり、三権分立の観点から行政府も積極的に判断したくない（権力行使したくない）という事情がありますので、まさにこれは裁判所が決めるのにふさわしい問題なのです。

というわけで、当面は岡部さんと行政訴訟の準備をしていこうと思っています。

Slackも作りましたので、tokentoken の活動が気になる人は気軽に参加してください！　詳細はこちらです。