島の中央にあり、しかも島で一番高いので、とにかく目立つ建物で、
アイランダーで話した市の職員の方は
「島で見る場所はここしかない」ともいうへぐら愛ランドタワー。
さっそく中に入ってみます。
9時30分から16時30分まで利用可能なようですが、
常駐している係のような人はおらず、
果たして本当に入っていいのかというほどさびれています。
元々は舳倉島簡易水道の高架配水塔で、最上階は水槽になっており、
海水を浄化したものが飲用水(上水道)である舳倉島の生活を支えています。
その水槽の下部スペースは5階に分かれており、
各階にはパネルが展示され、島の魅力・輪島の魅力を観光の人に感じてもらう、
また、島民との交流の場としても活用できるよう整備されています。
1階のテーマは「インフォメーション」となっていますが、
特にここで有益な情報は得られません。
靴をスリッパに履き替えて2階へと上がります。
2階から5階に設定されているテーマは
「輪島の四季」「輪島の名所・伝統芸能」「舳倉島・七ツ島風景」
「舳倉島の渡り鳥」となっています。
興味深かったのが舳倉島と七ツ島の成り立ちについて。
七ツ島とは舳倉島に向かうフェリーから見える七つの点在する島々の総称です。
現在は無人島で上陸には許可が必要ですが、
昭和40年ぐらいまでは小屋が建てられ、
そこに住み込みながら漁が行われていたそうです。
~続く~
旅と移住のブログ