トロリーバスに別れを告げ、地下にある駅から階段を登り外に出ると、
そこには迫力のある堰堤とダムが広がっていました。
黒部ダムは壮大な放水で有名ですが、冬の時期は放水が行われていません。
レストハウス内のレストランも営業はしておらず、
展望台の外に出ることも出来ません。
こうした、まさにオフシーズンなのですが、人はたくさんいます。
写真を撮りながら約500mのダムの堰堤を歩きます。
道端には除雪された雪もあり、晴れてるのでとてもいい景色です。
一方で、堰堤の186m下を流れる黒部川を見下ろすと足がすくみます。
黒部ダムからはケーブルカーに乗車します。
日本で唯一前線地下式のケーブルカーで、
最大勾配31度の急斜面を登り黒部平へと向かいます。
昭和44年からの開業以降から現在まで同じ車両が使われているそうです。
車内は階段状になっており、平坦な床はありません。
また、運転手がおらず、黒部平で車両の操作を行っているという特徴があります。
ケーブルカーは動き出し、ゆっくりと登っていきます。
約5分で黒部平に到着しました。
~続く~
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