8時過ぎ。長野駅を出発しアルペンルートの入口「扇沢」へと向かいます。
そもそも今回アルペンルートに行こうと
決めたキッカケは「雪が見たかった」からです。
そのため、アルペンルートに何があるかなどは何も調べていませんでした。
バスにはWIFIが付いていたので、情報を調べながら気持ちを高めます。
立山黒部アルペンルートの入り口は長野県の大町市。
そこから様々な乗り物を乗り継ぎながら、
標高3000m級の山々が連なる北アルプスを越え、富山県立山町へと続いています。
総延長37.2km、最大高低差1975mで世界有数の山岳観光ルートです。
そしてなんと、この日(2018年11月30日)は
扇沢と黒部ダムを結ぶトロリーバスの運行最終日。
トロリーバスとは、電車のように、架線から電気を供給することで走るバスです。
黒部ダム完成の翌年1964年から営業運転を開始し、
現在、日本で運行しているのはここアルペンルートのみです。
「トロバス」の愛称で親しまれ、累計6000万人以上が利用したそうですが、
2019年4月からは電気バスに変わります。
旅先でこうした出来事があると少し得をした気分になります。
~続く~
旅と移住のブログ