紅葉にはまだちょっと早い頃に、軽井沢を通り、碓井峠に鎮座する熊野神社へ
お詣りに行ってきました♪
ここでは「長野県の熊野皇大神社」ですね。
では引きで見てみましょう。
はい。このように向かって左側が長野県の「長野県の熊野皇大神社」、
右側が「群馬県の熊野神社」となっているのです!
「熊野神社」と聞くと「熊野三山の熊野大社」と思われるでしょうが、
「熊野三山の熊野大社」「山形県の熊野神社」「群馬・長野県境の熊野神社」で日本三大熊野と呼ばれているそうです。
社伝では日本武尊が東征の帰路、霧に包まれて迷ったところ、八咫烏に救われたことから紀州・熊野権現を勘定したとのことです。
日本書紀によると、日本武尊が武蔵国から上野国を通り、碓日の嶺(碓氷峠)を越える際に、東京湾の荒波を鎮めるために身を投げた妻の弟橘媛(おとたちばなひめ)を偲んで「吾妻(あずま)はや」(ああ、我が妻よ)と嘆いたと記されていて、それがこの場所と伝えられています。
それが境内にあるこの場所。明治天皇の御小休処跡の碑があります。
そして社殿がこちら。
ここでも群馬県と長野県でしっかりと分かれています。
中央が群馬と長野にまたがった本宮。 右手の群馬側には新宮、左手の長野側には那智宮が鎮座されています。
もちろん、本宮のお賽銭箱にはそれぞれお賽銭を入れ、それぞれにお詣りさせて頂きましたよ。
境内にあるシナノキは樹齢850余年と伝えられています。
ここで御朱印のご紹介ですが、社殿は一つでもお賽銭箱の通り社務所もそれぞれ分かれているので御朱印もそれぞれの社務所で頂いてきました。
まずは「長野県の熊野皇大神社」の御朱印です。
なんか八咫烏と梛木の葉がハートみたいで可愛いですね♪
そして「群馬県の熊野神社」の御朱印です。
この筆による八咫烏にも味わいがありますよねぇ。
熊野三山の熊野大社のように規模の大きいものではなく、小さな神社ですが
厳かな雰囲気の漂う素敵な場所でした。
神社への参拝方法は人それぞれですけどね。
この日は手水舎でお清めもせず、くわえタバコのまま鳥居をくぐって境内に向かって行ったおっさんがおりまして。
自分の家に「こんにちは」も言わず、くわえタバコであがってくる客がいたら
どう思うでしょうかね?
あれは気分悪かったなぁ。