“ピーギョロギョロギョロ~ギーガ~”時代からインターネットに触れているおじさんからすれば、今や4Kの動画がインターネットで世界中を飛び交う時代になろうとは、あの頃の誰が想像できたって言うんだい。
(おじさん達の時代はな、セクシーな画像1枚表示するのに15分かかってたんだぞ。上からダンダンダンと表示されていき、最終的にケンタウロスだったりしたんだぞ。)
スケーラビリティ問題は、問題→改善→問題→改善のサイクルで都度解消されていくし、ビットコインには今ではLightning Networkという素晴らしい技術革新がバッチリ横で(レイヤーで言えば上で)サポートしてくれている。
危ぶむなかれ。踏み出せばその一足が道となる。行けばわかるさ。ってか世界中の素晴らしいエンジニア達がいつだって何とかしてってくれるのさ。
そういえば、先日こんな事がありました。
Lightning Networkのペイメント・チャンネルを利用してBTCを高速・低コストにて他の通貨に交換してくれるZIGZAGを利用していたKatakotoさん。
ポッケの中でじゃらついていたSatoshiをETHに替えようとした所、額が少なすぎたか何かで途中で処理が詰まってしまいました。
右下のチャットから問い合わせた所、時間外だったのですが後日すぐに担当の方からメールでメッセージが来て返金してくれました。
返金先はもちろんライトニング・ネットワーク用のアドレスを指定したのですが、担当者が間違えてオプションで記入していたビットコイン用のアドレスに送ってしまったらしく、290円を送るのに送金費用が180円。向こうのミスとは言えKatakotoさんかえって大変申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・
もちろんライトニング・ネットワーク上でのやり取りだったら、送金コストはほぼゼロで済んだのですが、少額送金だからこそ送金コストの高騰が与えるインパクトがよくわかる事例となりました。
ビットコインの送金手数料が暴騰する度に、ここぞとイキり出すおじさんロジャー・ヴァ―氏は、ビットコイン以外全部スキャムおじさんトーン・ヴェイズ氏と先日こんな賭けをして話題になっていましたね。
今日のAIBCサミットでロジャーがビットコイン送金手数料の平均が3ドルだと主張。俺はそれをデタラメだと非難した。彼はもし5ドルのBTCトランザクションを送金手数料1ペニーで支払って24時間で処理されたら、10,000ドル払うと提案。
トランザクションは10時間後、ちゃんと処理されたぞ!(ドヤァ!)
このあとも“24時間以内じゃないし!その日の内って意味だし!”とおじさん達による不毛な論争は続いていくのですが・・・
大事なのは、忘れがちだけど、いくら承認に時間がかかってもよければ送金手数料はユーザー側で自由に選べるのよね。
一時の送金手数料が固定だったウォレットとは違って、今ではリアルタイムで最適な手数料に調整してくれる賢いウォレットも続々登場しているし、ロジャーさんのビットコインへの口撃が、どんどん無効化されていく日々をニヤニヤ眺めているKatakotoさんなのでした。
というわけで、途中色々ありましたが、こちらの企画でプレゼント予定だった少額BTCがウォレットに準備できましたので、お暇な方はぜひ挑戦してみてください!
※有料記事パートにてウォレットソフトElectrumを利用した送金手数料をめちゃくちゃケチってビットコインを送金する方法の解説もしてあります。