MEWconnectでより安心・安全にALISトークンを管理しよう！

MyEtherWallet略してMEW。皆さんご存知、イーサリアムやそのブロックチェーン上で発行されているトークン(ALISも含め）を扱うにはなくてはならないWebインターフェイスですが、最近デザインが一新され個人的には大変使いやすくなったと感じています。

ALISでも丁寧に解説記事を書いてくださっている方がいますね。

MEW開発チームは、ユーザーへの暗号通貨の安全な取り扱いに関する啓蒙活動も熱心に行っていて個人的に好感を持って利用しているサービスの一つです。

最近、彼らが熱心なのは旧来の安全ではないMEWへのログイン方法から、より安全な方法への移行。ここでもはや安全ではないとする方法にあげられているのは下記。

●キーストア・ファイル
●ニーモニック・フレーズ
●秘密鍵

暗号資産へのこれらの方法でのアクセスは、経験豊かなクリプト・ユーザーがオフライン環境で行うべきもので、もはや推奨できないとされています。

なぜならどれもが、知られたら資産を譲り渡す行為に等しい秘密鍵を、直接・間接的にインターネットに晒す行為になるから。万が一PCがマルウェアに感染したり、フィッシング詐欺サイトに誘導された場合などに、上記のログイン方法を利用していた場合には、ほぼ悪い奴らに大事な資産を手渡ししているのと同じ事になってしまいます。

それでは、一体どうしたら？

Katakotoさん的には、皆さんに下記の公開講座でおおいに学びTrezorやLedgerなどのハードウェアウォレットを導入して、どこに出しても恥ずかしくない立派なクリプト戦士になって欲しいのですが、それもまだまだ敷居の高い選択肢であるのは事実。

そこでMEW開発チームがレコメンドするのは彼らが新しく開発した“MEWconnect”を利用する方法です。これを利用すれば、ハードウェアウォレットを購入せずとも彼らが開発したアプリを利用してiPhone・スマホでハードウェアウォレット並みの安全性を確保できます。

始め方はとっても簡単。

公式サイトからiPhone用またはAndroid用のアプリをダウンロードしたら、タップしてセットアップを開始。（※今回は、説明を簡単にするためイーサリアムアドレスを新規に発行する方法で説明します。）

“CREATE NEW WALLET”をタップして、その後２回パスワードを入力するだけです。

パスワードを選んでください。あなた以外の誰にもこのウォレットをアンロックする事はできません。ベストなパスワードは十分に長くて、文字・数字・特殊文字を含んでいるものです。

もう一度パスワードを入力してください。
“パスワード復元”ボタンはありません。忘れないようにしてください。
“あなたはあなた自身の銀行になる”ため、パスワードを紛失しても私たちが助ける事はできないのです。

あなたのイーサリアム・アドレスを生成しています。
入力したパスワードを使って秘密鍵を暗号化しています。
暗号化された秘密鍵をこのデバイスのローカルな場所にある安全な金庫に保管しています。
全て完了しました！

あとは“START USING MEWCONNECT” を押せば使用可能です！

今後Web上でMEWにログインする際には、先ほどのログイン方法を選ぶ画面で“MEWconnect”を選ぶと、下図のようにQRコードが表示されます。

あとはこれをスマホ側のMEWconnectアプリで“SCAN TO CONNECT”をクリックして、読み取ってあげれば、自身の秘密鍵をどこにも晒すことなくログインが可能になります。

QRコードはログイン毎に変わり有効期限もあるので、ご安心ください。

さあこれで今までより少しゆったりした気持ちで、より安全にMEWでの暗号資産管理を楽しむ事ができますね！