Web制作者が文章のみならず画像・動画・音楽などあらゆるコンテンツへのアクセス権を自分でトークン化してコントロールできるようになるUnlock Protocol
Forbesと共同ですでにサービスが実用化され動き出していました。
Metamaskインストール済のブラウザか、もしくはOperaなど既にETHウォレットと統合されたブラウザで訪問すると、メンバーシップ購入画面から“1週間 or 1ヶ月間の広告非表示閲覧が可能になる会員権トークン”を、ETH払いでその場で購入することができるようになります。
広告非表示?
え、それならBraveブラウザ使ったら無料でできますやん。それでことたりてますやん。おまけにトークンまでもらえますやん。
いや、大事なのはそこじゃないんです。
実はUnlock Protocolは、新時代のサブスク標準プロトコルを目指して、コードはすべてオープンソースで提供されており、利用者が自由にカスタマイズ可能。メンバーシップをどれぐらいの期限付きで発行するかやその値段・発行枚数、購入者にどんなコンテンツをどこまで閲覧可能にするか等を、ほぼ自由にWebクリエイターがコントロールする事ができるようになるのです。(※現在の所、htmlやJavaScriptなどある程度のサイト制作知識は必要。)
しかも発行されるトークンは話題のNFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)なので、OpenSeaなどでの二次流通や、現実世界のチケットへの適応、サポーターの顔が見える寄付募集などとして幅広い応用が可能になります。
「IKEPAYAサロンに入ったはいいけど、全然ロクな情報流れてこないからもうこのメンバーシップ権いらない!誰か代わりに買ってくんない?」
こんな状況でもユーザー側が、正当に他の希望者に権利を譲り渡すことが可能な未来が待っているわけですね。
WordPress用にはもうプラグインが出ていて、それほどWebフロントエンドの知識がなくても即、自分のサイトで利用可能な環境が整いつつあります。
デモ画面はこちら☝️
しかもメンバーシップ権の支払いに使えるのはETHのみならずDAIなどのステーブルコイン、要相談でERC20コインへの対応も可能という情報もありました。
て事は、ALIS払いでもいける?
ALISプラットフォームにはすでに有料記事機能もあるし、わざわざ自サイトでそれをやる理由も特に見当たらないですが、こうしたサービスがEthereumブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用してすでに実用化済というのは、ERC20トークンとしてALISにとってもピンチでもありチャンスです。
今後、暗号通貨を知らない層に向けても、クリプトを意識しなくても利用できるように展開して行くそうですので、ワクワクしかありません。
イーサリアムとビットコイン、この2強が技術面でWeb3.0のデファクトスタンダード化していく流れ、来年以降も強まっていくものと思います。