1年ほど前に少しだけ記事にも書かせていただいたのですが、ロッテルダム最大の屋外マーケット「Binnenrotte Markt」に行ってきました。
ロッテルダムの観光名所「キューブハウス」「マルクトハル」のすぐ近くで行われています。
1970年代にオランダの建築家ピエト・ブロムによって設計され、50年以上経った現在でも色褪せない、人気の建築です。
中は3階建ての住居になっていて、1つは見学することができます。
ホテルとしても使われているので、泊まってみるのもいいですね。
ドームのような建物の中は屋内マーケットになっていて、屋台や専門店などが入っています。
地下にはスーパーなどもあって、お土産探しにもオススメです。
こちらも外側から見える窓は、住居として使われています。
側面はベランダになっています。
「Binnenrotte Markt」
火(8〜17時)、土(8〜17時半)
マーケットの開催時間は上記となっていますが、早い時間だとお店が出ていないですし、遅い時間だと閉めてしまうお店もあるので、10〜14時くらいに行くのがオススメです。
コロナ自粛中はお休みしており、今は規模が縮小され、スペースが広めに取られています。
以前は2倍ほどギッチリしていました。
マーケットでは、お野菜・フルーツ・植物・日用品・お洋服・ブロカントなどなどのお店が並んでいます。
オランダで「スナック」と呼ばれている、食べ歩きフードも色々売っているので、お買い物しながら、ちょっとつまみながら楽しめるマーケットです。
フリッツまたはパタットと呼ばれているフライドポテトです。
オランダでは、ケチャップよりマヨネーズの方が定番です。
他にも「ピンダソース」という甘辛いピーナッツのディップも一味違ってオススメです。
フライドポテトはどこでも食べれると思うのですが、このフリッツはじゃがいもの状態からその場で切られて揚げているところが多くフレッシュなのと、じゃがいもの味がしっかりしています。
ハーリングはニシンを塩漬けし、少し発酵させたものです。
ちょうど今時期(6月)がその年のハーリングの旬なので、今回のお目当はこのハーリングでもありました。
Nieuwe=Newです。
この看板のように、しっぽを持って食べるのがオランダ流です。
玉ねぎのみじん切りが付いてくるので、まぶします。
逆さにするので少し落ちてしまいますが、意外と大丈夫です。
いざ、オランダ流でいただきます!
私は上手ではありませんが、マーケットで食べている人はみなさん上手にペロッと食べています。
スーパーでも販売されているのですが、やはりその場でさばいているマーケットのハーリングは新鮮でとても美味しかったです!
今回はアメリカンチェリーとじゃがいもを購入しました。
アメリカンチェリーも旬なようで、最近よく見かけるようになりました。
屋外マーケットは、スーパーの1/2〜1/3の値段で購入することができます。
このような1.5mのソーシャルディスタンスを注意喚起するボードが、至る所にあります。
カフェ・レストランが再開し、大分緩和されてきましたが、1.5m間隔はしばらく続きそうです。
マーケットでは、各店舗で並ぶところにテープが貼ってあったり、チョークで描かれていたりします。
(この写真ではちょっと近いですが...)
少しずつですが、マーケットも活気を取り戻しつつありました。
マーケットの様子の動画はこちらからご覧くださいませ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!