本職の関係上、台湾の情報に触れることが多いのですが、仮想通貨の世界では台湾は遅れをとっているということで、なかなか情報を得ることができません…
歴史的・社会的な背景から投資に熱心な人が多い台湾ですから、当然、仮想通貨への関心も高くて、関連書籍もたくさん出ているんですけれどね。
台湾の取引所(交易平臺)も、法律の関係でいわゆる「販売所」(「代買代賣平臺」という表現を見かけました)だけしかないとのことでしたが、「Bitpoint Taiwan(幣寶)」は「取引所/交換所」ですしね…
今の法律がどうなっているのか、法律の勉強もしないといけません。
たとえば、日本の「virtual coinfo」のこの記事は台湾の取引所の状況がうかがいしれますが、2017年11月執筆の記事ですから、仮想通貨の発展スピードを考えると、これ以降の情報も欲しいところで…
しかも、このサイトではほとんどすべてのソースが英語記事だったりするので、タイムリーな情報発信というのは自分で現地の情報を取りに行くしかないですね。
(2018年7月15日追記。「もくじ」とkazのページへのリンクを付けました)
・「比特幣的管道」
・「買賣貨幣」
・「其他」
台湾の仮想通貨情報サイト「Bitcoin-tw.com 比特台灣」には、三種類の「取引方法(管道)」が掲載されています。
・「場外交易」(OTC、Over The Counter Transaction、相対取引)
・「場内交易」(取引所での取引)
・「超商交易」(コンビニを通じた取引)
このうち、「超商取引」は「取引所」が提供している購入サービスのひとつなので、実質的には上記二つの方法が存在しているということになるのでしょうね。
「場内交易」には7つの取引所が挙げられています。このうち、メジャーだと言われているのは、「MaiCoin」と「BitoEX」のようです。
このふたつは「販売所」ですが、それぞれ、「MAX」と「BitoPro」という「取引所/交換所」も運営しています。
また、Maicoinは「HiLife(萊爾富)」の店内端末「Life-ET」、BitoEXは「ファミリーマート(全家便利商店)」の「ファミポート(Famiport)」でビットコインが買えるサービスも展開しています。
2018年4月20日現在の取り扱いコイン(「買賣貨幣」)は、それぞれのサイトによると…
MaiCoin:ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン
Max:ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ミスリル(MITH、秘銀幣)
BitoEX:ビットコイン
BitoPro:ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド(BCG、比特幣黄金)、ビットコインダイアモンド(BCD、比特幣鑽石)
「Max」や「BitoPro」のほうは、日本の取引所では扱っていないコインもありますね。
そのほか、「Coinbase」や「KuCoin」も名前が挙がっていましたが、「Bitpoint Taiwan」が挙がっていない…う~ん、なぜでしょう(^^;
この記事はまだまだこれから加筆修正しつつ、充実させていかないといけませんね。勉強勉強…
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