今回ははるか先生のゆるボ企画に参加いたします!
学生っぽく青春映画を紹介するジョシよ〜!私の好きな映画はこちら!
2012年話題となった一作ですね!私は公開されてからしばらくして近所の映画館でリバイバル上映かなんかやった時に観に行きました!
なお偶然にもメロンパスさんも同じ吉田監督のデビュー作をレビューしてました!
こちらもチェック!!
まず観たことない方に一応説明しますがTOP画像のメガネをかけた神木隆之介くんが演じているのが「桐島」だと思いますよね??違うんだな!!タイトルを聞くと、「ああ桐島ってやつが部活をやめるかどうか悩む青春ストーリーあんやろなぁ( ^ω^ )」っと思いがちですが、本映画中には桐島は一度も登場しないし、なんで部活をやめたのかも説明されません!!!
ストーリー
ありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。
1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター”桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。
彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上”に属する生徒たち、そして直接的には桐島と関係のない“下”に属する生徒まで、あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。
校内の人間関係に緊張感が張りつめる中、桐島に一番遠い存在だった“下”に属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。
とあるようにこの映画はスクールカースト最上位の人気者である桐島くんが、部活をやめる(そして学校も来ない)ことにより、バタフライ効果のように学校に通うそれ以外の生徒たちが影響を受けてしまうといったストーリーで、誰しもが体験する高校生活という閉鎖空間に置いて、登場人物のいずれかに自分の過去を重ねてしまい、ああこんな事件、実際にあったような、、、と感じさせられてしまう魅力があります。
ストーリーは桐島が部活をやめたと噂される金曜日からはじまり、火曜日までの5日間が描かれます。特に桐島と仲の良かったスクールカースト上位「帰宅部」と、隠キャ代表「映画部」をベースに、イケてる女子グループに属する「バトミントン部」、桐島が所属していた「バレー部」、そして「吹奏楽部」に属する生徒が徐々に変化していく様子が描かれますが、観ていると「あぁこいつ自分に似てるな」とか「あぁこういういやついたな」的な感情移入しがちです。
映画部はスクールカースト最下位として描かれます。もっとも桐島から遠く接点もないにも関わらずストーリーの軸ともいえる存在です。主演である神木くん演じる前田はいかにもなサブカルオタクで、同じ中学出身の東原かすみ(橋本愛)に淡い恋心を抱いています。先生の脚本を無視し自らの脚本であるゾンビ映画『生徒会・オブ・ザ・デッド』を撮影し始めますが‥。あと武文のクラスにいそう感は異常。
桐島の彼女であり、中学時代に大学生とつきあってた噂のある梨沙を中心に、典型的なキョロ充である沙奈、バトミントン部のかすみ、実果のイケてる女子グループ。私は同じ高校にいたら間違いなく接点はないですね(>人<;)コワイ。桐島不在によりもっとも影響を受けたグループでだんだん不仲に、、。山本美月と松岡茉優は好きな女優ですがこの時はほんと性格悪い嫌な奴って感じが出てます。あとこの頃の橋本愛ちゃんは神がかって可愛いです↓
桐島の親友である宏樹を中心とした帰宅部グループ。特に宏樹は桐島に負けず劣らずイケメンで人気者にも関わらず悶々とした日々を送っており、もう1人の主役ともいっていい存在です。部活はダサい、帰宅部=なんかかっこいい と思ってる典型的な男子高校生グループでイケてるはずなのにどこか劣等感を感じてしまうんですよね。宏樹ほどのイケメンでも、高校生のような多感な時期にどうしていいかわからないといった漠然とした不安を抱えているという点はすごく共感した人も多いのではないでしょうか?
まだ他にも野球部に先輩とか、吹奏楽部のあの子とか、バレー部一同とかキーを握る人たちはいますがそれは実際観て確認してください。
私の好きなシーンはラスト付近の前田と宏樹が初めて話すところですね。軽くチャカしたような感じで映画部の前田に絡む宏樹、でもカメラを向けられて自分のダサさに気づいてしまう。この辺りからラストにかけての宏樹が狂おしく好きです。美しい夕闇と相まって重苦しい青春を感じます。このあと宏樹は野球部に戻るのか?どうなのか?いろいろ想像してしまいます。
これまで簡単に登場人物を紹介しましたが、あなたに似た人はいましたか?高校時代暗かった人は映画部、明るかった人は帰宅部の特定の誰かに感情移入してしまうかもしれません。私はもつろん美少女なのでかすみちゃん!!!!と言いたいところですがリア充帰宅部グループにいながら1人だけ彼女もいない友弘とか、普通にしてるだけなのに笑われる映画部の武文ですかね(漆黒)
でもよくよく個性豊かな登場人物たちを観ていくと
リア充グループも底辺グループも経験ありありますがその時の立場によって今の自分が感情移入できる人物が変わっていく気がします。それがこの映画を何度もみたくなる魅力なのかもしれません!以上、私の好きな映画のレビューでした。ちなみに学生時代充実してた人ほど面白くおもわない傾向があるそうです。書いてて思いましたがこの手の話題は書くよりも酒でも飲んで語り尽くしたい。ぜひ観たことある人は自分は誰タイプなのか教えてください(笑)