こんにちは!ジョシちゃんです!現在17歳のぴちぴちジョシ校生です。今日コロナのワクチンをうってきました。
あれは私が大学生の頃の話です。当時私はコンビニの深夜夜勤バイトで働いていました。夜勤バイトというのはどうしても生活のリズムが昼夜逆転することもあり、休みの日にも他の普通の友達は寝ているので、非番のバイトメンバーが集まってゲームをしたり、ファミレスに行ったり、当時はスマホも無く、とにかく暇だったのでよく遊んでいました。
そんな感じなので暇な大学生の行き着く遊びといえば、どうしても心霊スポットめぐりとかになってしまいます。中でも同じ夜勤のHくんは当時関西で有名な心霊スポットはだいたい行きつくしているという猛者で、当時関西で有名だったU会館の地下に突撃した話を自慢げに話していました。また車も持っていたので必然的にじゃあいってみようか!?という流れになるわけなんですが、私はけっこうビビリだったし当時はそんなに心霊大好きってわけでもなかったので、Hくんコーディネートのもと2箇所ほどソフト目の心霊スポットをセレクトしてもらい、仲の良かった夕勤のメンバーを引き連れてはじめて心霊スポットにいってみることになりました。
一ヶ所目は車で20分ほどいったところにある「旧I邸」というところ。この旧I邸ですが昔とてもお金持ちのIさんという人が住んでいて、小ぎれいな洋館に住んでいたのですが、ある日突然狂って家族を惨殺してしまったという、映画「Shining」まんまないわくが語り継がれており、その洋館を訪れた人はIさんの霊に追い回されてしまうということです。今にして思うとテンプレなお話なんですが、当時の私はけっこう怖かったです。どうしてここがソフト目なのかというと、実はちょっと前にヤンキーが大挙して訪れぼやを出してしまい、すでに全勝して館自体なかったからです。つまり元心霊スポットのような感じですw またHくんもすでに3回くらい訪れたことがあり、特に何もなかったとのことなので勇気リンリンで訪れました。
「旧I邸」ですが車で入れないちょっと細い道にあり、車を置いて歩いて向かいます。目の前にお寺もあり、魔除け的な効果を感じ怖さも半減しました。とりあえず「旧I邸」が見えるところへ向かおうとしますが、この時ちょっと不振に感じたのが真夏の夜にも関わらず、半袖Tシャツだと肌寒かったこと。車の中はクーラーかかっていたのに、気温がぐんと下がる感じがしたのでちょっと怖かったのを覚えています。Hくんがいうには「旧I邸」はもう全焼してないけど、実は本当にやばいのは井戸らしいという新たなストーリーが追加されており、せっかくなんで井戸を見に行こうということで細い坂道を登っていきました。しかしそもそも「旧I邸」と思われる場所自体森なので真っ暗でなにもみえず、もういいから帰ろうか‥と話していたところ、突然「こんばんは」と話しかけられました。どきっとしてみると普通のおばさんが立っていました。あわてて「こんばんは」と返すと、おばさんは道の上の方に歩いて行きました。心霊スポットといえど、今自分たちがいる場所は普通の道であり、また民家もあったので近所の人が牽制のために声かけて来たのかな?と思い。警察でも呼ばれるとやっかいなので急いで撤退いたしました。
「旧I邸」の近くにあった美味しいラーメン屋で晩御飯をすませ2つ目のスポットに向かうことにします。2つめはM山という大阪と京都の境目にある山で、山中に廃屋があり実際にHくんの友人がその廃屋にいってみたところ2階から白い女が手招きをしていたというめっちゃ怖い実体験エピソードがある場所だったんですが、その廃屋は怖すぎるので、横を通り過ぎるだけにして、M山の駐車場の夜景がまあまあ綺麗なのでそこを見に行こう!というもはや心霊スポットでもなんでもないドライブにでかけました。
ということで廃屋のそばをドキドキしながらとおりすぎ駐車場へ到着!山のすこし向こう側に都心部の夜景がたしかに見えて、きれいだな〜といいながらだべっていました。このM山ですがお寺のような神社のような施設もあり、せっかくなんで一周していこうということになり、みんなでしゃべりながら巡ることにしました。途中社務室のようなところがあり、管理している人がいるかもしれないので、みつかって怒られないように、そこは静かに歩いて行きました。建物がある一帯を抜けちょっとした山道に入ります。暗いので携帯の明かりを頼りにこけないように慎重に歩いて2組ずつ前後に歩いていました。もうすぐ駐車場のある場所に到着しようとしたそのその時、また突然「こんばんは」と話しかけられました。どきっとして振り向くと先ほどの社務室あったあたりの角から誰かが顔をひょこっとだして、声をかけたようです。やばい住んでいる人にみつかった。怒られてしまう。と思い私とHくんは年長だったこともあり「こんばんは!すみません」と謝罪を口にし急いで車に乗り帰りました。
帰りの車の中で「特に何もなかったね」など話していたのですが、あの時後ろを歩いていた二人が言うには、Mさんで声をかけて来た人と「旧I邸」で声をかけてきたおばさんは同じ人だったと言うのです。どちらも顔はよくみえなかったので確証はないが、髪型や服装が非常に似ていたとのこと‥。うわー怖い!!などと盛り上がってバイト先のコンビニで当時シフトだった先輩に報告し、特にその後はなにもなく普通に過ごしました。
これはその後わかったのですが、まず「旧I邸」に関し、民家の先には老人ホームがあるだけで特に人が住むようなところはないとのこと。これは一緒に行ったメンバーがその後のお昼に老人ホームに介護実習にいったためわかりました。またM山は廃屋関係なくもともと霊場としても有名で、罪人を拷問して処刑した場所や、幽霊の出るうわさのある暗いトンネルなど、関西屈指の心霊スポットだったらしいです。いったいあのおばさんはなんだったのでしょうか‥‥。
※心霊スポット巡りは周辺の民家に迷惑かかるし人間的に危険な目に遭う可能性もあるのでやめましょうね(急に大人)
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