長崎の旅も3日目に突入。朝六時半くらい起床。
この日はよく晴れていました。
軍艦島に行く予定なので、つまりは船に乗るってことで、「龍神様」も気を使ってくれたのかもしれない。悪天候だと上陸できないそうということもあり。
早く受付の事務所に着いたので、開くまでその辺をぶらつきます。倉庫の屋根を利用したという遊歩道を散歩。 今日乗る予定の船が見えます。
長崎県警の船も見える。島が多い県だから、警察もそりゃ船使うよな、他の県なんかはどうなんだろう、長野や山梨は無いような気がするが、なんて思います。
そんなことしてるうちに時間になったので戻り。船のとこで、音楽イベントの準備をしてる人たちが見えました。
事務所にはもう人が何人か集まっている。誓約書を書いて代金を払うと、船の首から下げるチケット、上陸用の紙のチケットをもらいました。
時間になり乗り場に行き、並ぶ。スーツを着た団体様がバスから降りて列に加わります。船が小さそうに見えるが、意外と収容できる様子。そして乗船。
一階の座席に座ります。一番上の屋根なしの席は寒そうなので止めておきました。出航すると、造船所が見え、いくつも船が見えます。
女神大橋を抜けてしばらくすると、最初の目的地、高島へ到着。ここで軍艦島の資料館を見学、ガイドの説明を受けます。
ここもグラバー邸のグラバーが関わってる場所のようです。船に戻る途中に、猫がいっぱい。あまり逃げる様子がない猫が多い印象。
再度出航、船は軍艦島へ向かいます。
軍艦島の周りを船で一周するという話だったので、地図を見ると時計回りに周るのが自然なルートかと思い、右側の窓側に座ります。
が、予想は大きく外れ、反時計回りでした……。
なので後ろのデッキに出て軍艦島を見る。風が強いので、毎年何人かは海にスマホを落としてそうだな、とか思い、慎重に撮影しました。
軍艦島に到着。
最初の印象は水がきれいだな、ってこと。透き通ってます。
そして上陸。スケールがでかい廃墟という印象の場所。
見学箇所は3つ。
最初のは降りてすぐのとこでした。高台の上にあるのが、三菱社員の住居だそう。炭鉱労働者の家と違い、風呂はそれぞれの部屋にあったらしい。大多数は共同風呂。
少し移動し、赤レンガ、階段が見えるとこにつく。レンガは倉庫の壁。階段は地中奥深くまで続いていた、説明がありました。炭鉱の奥深くは、温度湿度が高く過酷な場所だそう。
その後、日本で最も古い鉄筋コンクリートの住居を見る。一部はだいぶ崩れていました。他の文化財と違い、修復の方法がないようなものなので、次来たら同じようには見えない、という説明も。
再度乗船し、気温も上がって来たので天井の席に座ります。良い眺め。
戻ると音楽イベントの最中でした。
あと気づいたこと、廃墟にありがちな下品な落書きは無かった。ここに上陸するまでが大変だからだろうな、ってのもあるし、管理が相当厳しいのでしょう。
その後出島へ。堀には何かの貝がいっぱい着いていました。入口に江戸時代の侍の格好の人がいます。
チケットを買い、中へ。
ミニ出島というジオラマがありました。カピタン(多分英語でキャプテン)というオランダ商館のトップの部屋など見ました。
和室に洋風な家具なんかがある部屋がありました。当時の商館での宴会の様子など興味深いです。
手酌でワインを注ぎつつ飲んでる人とか、今の基準だと行儀悪そうなのも面白い。ビリヤードをやる人も多かったそう。
カピタンの建物跡地発掘調査で発見されたリボルバーも展示してました。
神学校があり、札幌時計台に似ていました。作られた時代も近そう。
内外倶楽部という建物があり、レストランでもある場所でした。出島カレーというのがあり、ご飯が出島の形か?と思ったがそういう面白ネタでなく、長崎和牛を使った本格的なやつです。
あとで食べようと思っていたところ、いろいろ見学してるうちに昼の部がオーダーストップになったので断念。
ということで、出島見学終わり。
中華街へ向かう。赤い門があるので遠くからもわかりました。
入るといろんな中華料理店、雑貨店があります。
ここで角煮まんを買って食べました。豚肉がいい味を出してます。
あとは皿うどんがある店で皿うどんを注文。
店内で角煮まんを出してる店もあったが、四千円くらいする。どんな角煮まんなんだろうか。すごい量なんだろうか?
中華街自体は、横浜のそれに比べるとコンパクトにまとまってる感じでした。
ということで、中華街見学は終わり。
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