文京区の春日駅から歩くこと10分。牛天神へ到着しました。
正確には『牛天神北野神社』という神社です。
天神という名前でわかるように、ここは菅原道真を祀っている神社。
そしてお約束の(?)牛がいます。
角の感じが牛というより羊みたいで可愛いですね。
そしてこの神社独自のものとして、「ねがい牛」という石があります。
撫でると願いが叶うとされ、人気の石らしい。
手水舎です。御影石で作ったという、趣ある造形。
道祖神、との刻印。
神社前のご神木。
境内にある太田神社・高木神社。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)が祀られてます。
そしてここは、明治時代の神仏分離令が出される前は黒闇天(こくあんてん)という貧乏神として扱われていた神様が祀られていたそう。
そこでの興味深い言い伝え。
貧しい侍の夢枕に老婆(黒闇天)が現れ「自分は貧乏神だがお礼がしたい。毎月お供えをすれば福を授ける」といったことを告げられ、たちまち侍はお金持ちになった、とか。
ちなみに黒闇天はヒンドゥー教でのドゥルガーという女神と同一視されてるらしいです。
現在、黒闇天は人間側の制度のせいで祀られてはいないものの、参拝に来る人たちを陰ながら見守ってくれてるのかもですね。
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