「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(453)
学校革命=スクールレボリューション(144)=
〇吉沢拓さん(36)の絶望
小学校で行われたIQテストの結果は、80年の歴史がある小学校の児童でも前例がないほどの高い数値で、母親が学校に呼び出されたという。理解がゆっくりの児童に合わせた授業の進め方が合わず、いつの間にか学校が嫌いになっていた。
「ギフテッドはなんでもできる夢の人材ではありません。優秀なのではなく、特殊ということを知ってもらいたいです。扱いづらい点もあるかもしれません。会社として必要な能力と思ってもらい、能力を守って活かす方法を考えてもらえれば、お互いに良い結果を与え合う関係になれるのではないでしょうか」
現在は、東京大学大学院のギフテッド創成寄付講座で、当事者として研究協力をしたり、講演会で適応に苦しんだ体験を話したりしている。自分と同じように苦しむ人を減らすため、第三者が声をかけやすいよう名前と顔を出すことを選んだ。
(筆者:阿部 朋美,伊藤 和行)
日本社会の停滞は、国際的に見て異常なほど“同調圧力”が強いことだと多くの人が指摘している。それは「出る杭は打たれる」という生やさしい形で現れているのではなく、壮烈なイジメとなって現れている。
完璧な英語が話せる帰国子女も、「ジスイズアペン」と発音しないと同級生からイジメられる。教師さえ嫌な顔をする。微積分の計算が出来るのに、10問も20問も一次方程式の問題ばかり解かされる。拒否すると「反抗的」と内申書に書かれてしまう。
こんな社会では、日本社会は近いうちに中国・韓国だけでなく、インド・ブラジルなどにも追い越されていくに違いない。人材の流出が続き、有能な人材は日本国内にはいなくなるに違いない。
Many people have pointed out that the stagnation of Japanese society is due to the unusually strong "peer pressure" from an international perspective. This is not manifested in the gentle form of "the nail that sticks out gets hammered down," but rather in the form of fierce bullying.
Even returnees who speak perfect English are bullied by their classmates if they do not pronounce "jisuizuapen. Even teachers are disgusted. Even though they can do calculus calculations, they are forced to solve 10 or 20 problems involving linear equations. If they refuse to do so, they are written as "rebellious" on their internal report.
In such a society, Japanese society will soon be overtaken not only by China and South Korea, but also by India and Brazil. The outflow of human resources will continue, and there will be no talented people left in Japan.
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。