1000人以上のフォロワーが訪問してくれるまでにしたこと。
アメブロに投稿して英語関係のエッセイを書き始めたころ、訪問者は毎日一人か二人だった。当たり前ですよね。数多いブログの中で、田舎の塾講師が語ることに興味を持ってくれる人などいるわけがない。
ホームページや YouTube で通信生を募集しても、1年、2年と時間が過ぎるだけで添削依頼は一件もないまま。これも、当たり前ですね。Z会や進研ゼミのような知名度のある添削会社があるのだから、どこの馬の骨かも分からない人にお金を払って依頼する人なんかいるはずがない。
そこで、
「人って、どうすれば信用してくれるんだろう?」
と、考えた。最初に考えたのはアメリカ帰りを打ち出そうとしたわけ。アメリカの地方紙に紹介されたことがあったので、その新聞記事をSNSに乗せてみたんです。
でも、反応はイマイチだった。
「いまどき、こんな記事は捏造できるし。サギかもしれん」
それで、次に考えたのが公的な資格。自分で、
「私の英語はスゴイんだぞ」
なんて言っても誰も信用してくれない。でも、たとえば英検なら社会的な信用もある程度あるからね。そこで、片っ端から公的な資格を受けることにしたんです。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格して賞状をSNSのアップしてみた。
でも、期待したほど反応がなかった。
「Z会や進研ゼミの添削している人も、英検1級くらい合格してるんじゃない?」
それで、次に考えたのがマスコミ。地元の「FM三重」っているラジオ局で英語講座を担当させてもらった。また、「英語の資格を取ろう」(法学書院)にも紹介された。
今度こそ反応があると期待したが、地方局ではダメらしく、本ももっと売れるものでないと人目につかないんだよねぇ。
「ラジオに出たんですか?知りませんでした!」
それで、もっと売れる本を探したら京大受験生が読んでそうな「私の京大合格作戦」(エール出版)が目についた。それで、自分の体験を漫画化したものを送付してみたら2020年から2022年まで3年連続で掲載された。
また、青春ドラマで知名度が高かった「飛び出せ!青春」の「村野武範」さんに紹介してもらう機会にも恵まれた。
予備校や塾というのは受験生を相手にしている。だから、京大、阪大、名大などが目標なんだけど、生徒の言うには学校や塾の先生が信用できないのは
「先生なんて、口ではえらっそうなこと言うけど本当に京大に受かる実力あるわけ?」
それで、マスコミ対応と並行して京大を受けて英語8割、数学7割の成績開示をネットで公表してみた。
この頃からボチボチと添削依頼が舞い込むようになっていた。でも、爆発的な話題には全然ならない。そこで、気がついた!先生がスゴイと思ってくれても、
「受験生が合格しないとダメじゃん!」
塾を高校生主体の塾に変え、通信生も通塾生も基本「旧帝」「国立大医学部」を中心に指導することにした。
そしたら、京大医学部医学科に4名。10年連続で京都大学に合格したわけ。そのころに、やっとアメブロのフォロワーが1000人を超えたんだよ。