「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(298)
“お茶汲み”する職員に1日20万円…五輪費用3.6兆円オーバーの“裏側” 組織委元職員が告白【報道特集】
巨額の公金が使われた東京オリンピック。会場運営を担った大手広告代理店などが相次いで起訴されました。番組では組織委員会の元職員4人を取材。そこで語られた費用が膨張した“からくり”とは。 ■組織委元職員「電通に頼ることしかできない」
どこの国でも、いつの時代でも“上級国民”は“下級国民”から集めたお金で好き放題をする。だから、賄賂を禁止し独占禁止法を作り法律を整備してきた。しかし、電通のような巨大独占企業にはオリンピック組織委員会も歯が立たない。丸投げするしかない。
これは、予備校・塾業界でも同じことが起こっている。たとえば、ベネッセ。共通テストのリスニング試験を独占しようとして世論の反対でダメになった。ところが、東京都のスピーキングテストでは大学教授たちの反対を押し切ってしまった。
高校生たちは河合塾や駿台の試験の方を信頼している実態があるのに、学校では進研模試ばかりが推奨され実施されている。なぜか?
In any country, at any time, the "upper class" does whatever they want with the money they collect from the "lower class. That is why laws have been established to prohibit bribes and create anti-monopoly laws. However, the Organizing Committee for the Olympic Games cannot stand up to a giant monopoly like Dentsu. It has no choice but to throw its weight around.
The same thing is happening in the prep school and cram school industry. Take Benesse, for example. For example, Benesse tried to monopolize the listening test of the common test, but was defeated by public opposition. However, they overcame the opposition of university professors for the Tokyo Metropolitan Speaking Test.
High school students trust the Kawaijuku and Sundai tests more than the Shinken Mock Test, yet the Shinken Mock Test is the only one recommended and administered in schools. Why is this?
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。