若者ら「部活動強制加入やめて」 スポーツ庁に要望書
3/9(水) スポーツ庁
若者の声を政策に反映させようと活動する「日本若者協議会」は9日、中学や高校の部活動に関し、生徒の意思に反して強制加入させるケースがあるとして、部活動は任意加入であることの周知徹底や実態調査を求める要望書をスポーツ庁に提出した。
このブログで何年も「部活は自由化すべき」と書いてきた。最初の頃は
「何を言っているんだ!」
といったブラックメールも来ていたのだけど、最近は共感してくれる人の方が多い。生徒たちも
「いいかげんにしてくれ!」
と悲鳴をあげ始めている。
「授業では先生たちもその分野のスペシャリストですが、部活の顧問は半数がその競技の素人だといわれています。教員に負荷がかかるだけでなく、それによって授業を準備する時間も減ってしまったり、いじめなどが起こったときに個別対応で『本当はもっとゆっくり話を聞きたいのにできない』といった影響も出てきます。結局、子どもにもマイナス面が降りてくるような仕組みになっているんです」
生徒だけではない。先生方にも
「報酬がないのに、責任だけはある」
という不満の声が出てきている。野球のルールを知らない先生が、野球部の顧問をやる。報酬はない。しかし、事故が起きると責任が追及される。こんなバカな仕事をめざす若者がいるわけない。
新潟県加茂市にある加茂暁星高校で2017年、部活動中に意識不明となり、その後に亡くなった野球部の女子マネージャーの遺族が、学校側に損害賠償を求めていた裁判。学校側は300万円を支払い、再発防止を誓うことで9日、和解が成立しました。
生徒も先生も望んでいないのに、なんでいつまでも「強制」なんだ?そもそも趣味なんだし、法律的な裏付けもない。明日から「部活は自由に」と一声あげれば済むのに、なんで出来ないのだろう?
携帯がガラパゴス化しているとの指摘がなされてから、様々な分野で日本が先進国の常識から外れていることが指摘されている。
「日本の伝統を守ればいいんだ!」
という方も多い。同調圧力もハンパない。しかし、そうこうしているうちに日本が魅力の無い国になって有能な外国人から見放されつつあることにお気づきだろうか。
国際的に孤立すると、今のロシアのように未来が描けない国になってしまう。