「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(462)
学校革命=スクールレボリューション(153)=
〇ChatGPTはアメリカの有名大学に合格できるのか?
2022年11月末にOpenAI(オープンAI)のChatGPT(チャットGPT)が公開されて以来、大規模言語モデル(LLM)は果てしない憶測の源となっている。専門家は、このテクノロジーが高校の英語の授業の廃止からホワイトカラーの労働者の置き換え、さらには民主主義のハイジャックまで、あらゆることを行うだろうと予測している。このプログラムは、不正行為の道具になるのではという懸念から、全米の学校システムが使用を禁止したため、教育分野では特に騒ぎが大きくなっている。ChatGPTは米国の医師免許試験(USMLE)とウォートン・スクールのMBAコースの最終試験の両方に合格していることを考えると、この騒ぎは当然なものだ。
私も含めて、予備校講師のウリの一つが「学歴」や「資格」だ。しかし、ChatGPTが「医師の免許試験」や「MBAの最終試験」の両方に合格する時代だ。大抵の予備校講師・塾講師はChatGPTに「学歴」「資格」で負けてしまう。
すると、頭に
「ChatGPTに職を奪われる!」
という考えがよぎる。学校がChatGPTの使用を禁止し始めたのは、表向きは
「課題が人間が書いたものか、生成AIが書いたものか区別できない」
としても、本当は失業を恐れているのではないだろうか?
One of the main selling points of prep school teachers, myself included, is their "education" and "credentials". However, we live in an age when the ChatGPT passes both the "doctor's licensing exam" and the "final MBA exam. Most prep school teachers and tutors lose out to ChatGPT in "academic background" and "qualifications".
Then, in their minds.
"ChatGPT will take my job!"
The thought "ChatGPT is going to take my job! Schools began to ban the use of ChatGPT, ostensibly because
"We can't tell whether an assignment is written by a human or a generative AI.
But isn't the real reason why schools are starting to ban ChatGPT, even if they can't distinguish whether an assignment is written by a human or by a generated AI?
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。