「何をしている」ボールを取ろうと自宅敷地に入った男子中学生の胸ぐらつかむ 69歳の男逮捕 札幌市
5/15(日) 暴行事件として調べている札幌手稲警察署
14日夜、札幌市手稲区で、自宅の敷地に入ってきた男子中学生の胸倉をつかむなどの暴行をしたとして、69歳の無職の男が逮捕されました。
これを読んだ時に「服部君事件を思い出した」。
1992年10月17日、米ルイジアナ州バトンルージュの高校に留学中だった名古屋市の高校2年、服部剛丈君(16)が、ハロウィーンの仮装パーティーに行く途中、訪問先を間違え別の住宅の玄関をノック。強盗と思った住民の男性が「フリーズ(動くな)」と呼び止め、動いた剛丈君に発砲して死なせた。
男性は傷害致死罪で起訴されたが、93年に正当防衛として無罪評決が出た。
アメリカだと子供でも他人の家に侵入したら、状況によっては射殺されても相手は正当防衛を主張して無罪になる。しかし、日本では他人の家に無断で侵入したら胸ぐらをつかんだ方が暴行罪で逮捕されてしまう。
私は射殺するのはやりすぎだと思う日本人だけれど、隣人らしい中学生が勝手に侵入した時に怒鳴りつけて胸ぐらをつかまえたことがある。何度も同じことを繰り返していたし一人暮らしの身なのでお背丈が自分と同じくらいの男性が自宅の庭に侵入してきたら取り押さえるくらい当たり前だと思う。
日本は何から何まで『性善説』の建前社会だから、侵入した方ではなく侵入された方が逮捕されてしまうんだ。ビックリ。黙って出ていくまで微笑んで見ているのが日本的な正しい接し方なのだろうね。
こんなことがまかり通るから、学校の先生も手が出せないから生徒のやりたい放題がどんどん進む。人の家に勝手に侵入したら殴られるかもしれない。ヘタをすると殺されるかもしれない。そんなことを教えるのも教育だと思う私はズレているのだろうね。