令和4年は給与の半分以上が税と社会保障に消える? 財務省「潜在的な国民負担率は56.9%へ」
SNSを中心に、給与の半分近くが税金と社会保険料で引かれているという声が広がりを見せつつある。江戸時代には、「四公六民」という言葉があり、農民はその年の収穫高のうち4割を年貢として領主に納める必要があった。
江戸時代の中期にはこれが五公五民となり、各地で一揆が起きたという。しかし、現代に翻ると、令和はそれよりも重い「六公四民」に近い状態となりつつあるようだ。
私は中学生には「社会」も指導させてもらっている。江戸時代の話で、よく
「江戸時代は“五公五民”なんてありえない酷い状態だったんだ
と説明している。
しかし、現代日本はそれより酷い状態に陥っている。
「給料の半分も税金でとられるの?」
と生徒たちが言っている。中高生にして早くも勤労意欲を失っている。これでは、若者に夢も希望も与えられない。Japanese Dream など夢のまた夢ではないか。
個人投資家としてどう立ち向かうのか
岸田文雄政権が発足した秋以降、金融所得課税の見直しについて、たびたび騒動になっています。発端は2021年9月の自民党総裁選まで遡ります。総裁選で岸田氏が、金融所得課税の見直しを掲げたことが投資家心理を冷え込ませ、株価下落の一因になったとされました。それを受け、10月上旬、衆議院選挙前に、岸田氏は「『当面』は触ることは考えていない」と明らかにし、“火消し”をした経緯があります。
食っていけないので手持ちのお金を投資にまわしたら、そっちの利益も課税するという。もはや、日本を脱出するしか道はないのかもしれない。すでにトップアスリートや頭脳の流出は現実のものとなっているのに。
日本は科学技術をより高度にしてロボットなどを用いて金儲けしない生き残れない。人類全体としても、医者の方が一人の命を救おうと懸命に頑張ってみえる一方で何万人も砲弾で亡くなっている状態。
私などが嘆いても何も変わらないが、人類は全体として愚かとしか言いようがない。