格闘技ってなんだろう?
空手やカンフーなど格闘技に興味がありますか?私は少林寺拳法の二段です。社会人になってからも自主的に練習は続けています。ですから、プロレスであれK-1であれよく見ます。映画もブルース・リーからジャッキー・チェンまでよく見ました。
ジャッキー・チェン本人にも会ったことがあります。当時人気のあった「TVジョッキー」という番組の中です。
https://youtu.be/sMdPLgzTjeQ
若い頃は強ければ何でもよかった。だから、空手ならフルコンタクト空手の極真会の大会が面白かった。カンフーでもテコンドーでも流派など、どうでもよかった。強ければ何でも構わない。カポイエラもおもしろい。でも、40代を過ぎると身体に衰えがくる。技にキレがなくなる。格闘家の全盛期はとても短い
すると、当然
「格闘技って、何のためにやってきたんだ?」
と、疑問が出始める。格闘技をやってプラスになったこと。
1,健康に留意するようになった。私は酒、タバコ、女遊びはしない。
2,闘争心を維持できる気がする。表面上は紳士でも心の中に野獣がいる感じ。
また、少林寺拳法は仏教の考え方が根本にあるので人生を深く考えるクセもついた。ただし、私はクリスチャンなので仏教なのかキリスト教なのか、どちらの影響かは定かではないですが。両方使い分けています。
不良少年が塾に来たら、最初はクリスチャンっぽく諭す。許す。しかし、他の生徒に迷惑がかかり“仏の顔も三度”のレベルを超えたら怒鳴りつける。以前、拳で机を叩いたら拳の形に穴があき不良少年の顔が真っ青になったことがある。こんな私を教会の幹部が許すはずがない(笑)。
「力で制圧する」という考え方は武道から教わった気がする。自分と自分の家族を守るためには「力」が必要な時もある。それは、なにも腕力だけを意味しない。現代社会では、腕力より頭が力になることの方が多い。学歴や資格には力がある。
空手やカンフーのような立ち技系の格闘技とは、言ってみれば手や足を使って相手の急所である鼻や金的に打撃を加える技術です。それだけなら先進国の日常生活に何の役にも立ちません。
ただし、
「イザとなったら、あいつボコボコのギタギタにしてやる!」
というイメージトレーニングをしているので本能的な闘争心を否定しがちな現代社会の偽善の中で生活するには役に立ちますよ。
天才と呼ばれた軍人カール・フォン・クラウゼヴィッツの言葉
「流血を厭う者は,これを厭わぬ者によって,必ず征服される」(戦争論)