「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(440)
学校革命=スクールレボリューション(131)=
〇浮いてしまう「ギフテッド」3割が不登校傾向
有識者会議は22年9月に提言をまとめ、特異な才能を持つ児童生徒への支援策の拡充を求めた。在籍するクラスと別の教室でオンライン教育を受けられるような環境整備も提言に盛り込まれた。
文科省は23年度当初予算案に関連予算8000万円を盛り込み、大学や民間団体に委託して指導プログラムの実証研究を進める。特性を把握しやすくする手法の情報収集や、教員が理解を深めるための研修教材の開発にも着手する。
特異な才能を持つ児童生徒は学校の集団生活に困難を抱えるケースもあり、有識者会議の調査でも対象の小学生らの3割に不登校の傾向があった。才能や特性に応じた環境づくりが急務となっている。
日本社会が過去30年以上賃金が上がらず、低賃金国になってしまった。この窮状を救えるのは、ギフテッドの人々だろう。日本社会に才能あふれる若者がいることは受験指導の現場にいたら分かるんだね。
でも、そういう才能を日本の学校がつぶしている。
世界の主要国は、1996年からの25年間で、OECD平均で賃金を31.6%引き上げたが、日本はプラス7.7%にとどまった。
ここまで伸ばせなかった国は、主要国でスペイン(同時期1.1%)とイタリア(8.0%)だけだ。いまや、OECD平均より1万1588ドル(年収で約160万円)も低い、低賃金国へと凋落してしまった。
いいかげん気づくべき。「検索」すれば一発なのに、年号の暗記をさせられる。「変換」ボタン一発なのに、漢字を100回書かされる。「翻訳」を押せば一発なのに、単語テストばかり繰り返させる。
Japanese society has become a low-wage country with wages not rising over the past 30 years. The people who can save this plight will be the gifted people. You know there are talented young people in Japanese society when you are in the field of exam guidance.
But those talents are being crushed by Japanese schools.
It's time to realize this. We are forced to memorize the year even though it is a simple "search" button. They make us write kanji characters 100 times, even though it is only one click of the "Convert" button. It makes me repeat word tests even though "translate" is just one click away.
〇合格実績
2023年度 大阪大学「医学部」3名
2022年度 京都大学「医学部」 京都大学「経済学部」
2021年度 京都大学「理学部」 京都大学「経済学部」
2020年度 京都大学「工学部」2名
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市役所前の塾でも指導中。